しばらくタシケントに行っていました。タシケントはご存知のようにウズベキスタンの首都ですが、以前は“中央アジアの首都”としての位置を占めていました。オアシス都市としての歴史は古く2000年前頃から“チャチ”という名で記録にあらわれています。11世紀頃から、“タシケント(石の町)”と呼ばれるようになりました。現在は人口が220万人もある大都会です。
タシケントのお土産として、まずアラビア語のメッセージを紹介します。このメッセージはタシケントにあるクカルダシュメ・ドレッセで書いてもらいました。メドレッセはイスラムの神学校です。サマルカンドにある有名なメドレッセのように観光地となっているものではなく、ここはまだ現役の神学校です。といっても建てられたのは16世紀ですが。
写真はメドレッセのなかのアラビア語の習字を学習する部屋で、先生にメッセージを書いてもらっているところです。あとの3人は生徒です。手前の子が習い始めてまだ3ヶ月ぐらいの新入生です。奥の子が一番経験が長く1年半ぐらい勉強しています。
メッセージは絵はがきの裏に書いてもらいます。1枚目のものが写真の手前にあります。ここには私の名前とムスリムの挨拶である“アッサラーム・アライクム”が書かれています。これには“平安があなたたちの上にありますように”の意味があります。
先生が書いている2枚目には、私の名前と、“繁栄、安全、健康”を意味するアラビア語をお願いしています。もちろん、この2枚はタイスタイルハウスのインテリアとして使います。
ウズベキスタンは民芸品の宝庫ですが、このような経験やお土産もおつなものです。国が変わってもロングステイされている方の楽しみ方の一つです。
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