バンコクに来た時よく食べにいく麺の名店を紹介します。店の名は“曽錦和珍”です。“ジャン・キィム・フゥア・ティアン”と発音します。
ここで出される麺は美味しく、安く、さらに店も清潔で、タイ人の間では有名な店です。“珍和錦曽”は30年以上同じ場所で営業しているとのことです。店はバンコクチャイナタウンのプラッパ・チャイ寺のすぐ近くにあります。
店の構えはバンコクのどこにでもある食堂です(写真1)。向かって右側にオープンな厨房、左側もオープンスペースでテープルが並べられています。ガラスの奥が冷房が効いた部屋になっています。
厨房では二人の女性が全てをまかなっています(写真2)。いたってシンプルです。日本によくある有名ラーメン店みたいでないところがまた好きです。
“曽錦和珍”のメニューもシンプルです。写真3にメニューを示しました。店で食べられる麺のメニューは、左側の列の上から3行目と4行目のみです。次のように書かれています。
センレック、センヤイ、センミー、ギェムイー 一杯30バーツ
ピセッツ 一杯40バーツ
解説すると“センレック”は「幅が狭いきしめん」、“センヤイ”は「きしめん」、“センミー”は「春雨の様な麺」、そして、“ゲェムイー”はセンレックとセンヤイと同じ素材ですが「ショートパスタの様な麺」です。
“曽錦和珍”は“バミー”で有名なので、当たり前のこととしてメニューには載っていません。なお、バミーはみなさんおなじみのタイの黄色いラーメンです。もちろん値段は一杯30バーツです。
“ピセッツ”は「特別」の意味があり、30バーツのものより具が多く入っています。
- 続く -
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