バンコクの春節では、人々はどのように挨拶するのでしょうか?日本では“明けましておめでとうございます”と挨拶しますね。次の3枚の写真を参考に想像して下さい。1枚目はある店のショーウインドーにあったものです。2枚目は“虎の神様のお宮”(話題No.124)の本堂入り口横のテントに掛けてある垂れ幕です。3枚目も“虎の神様のお宮”で見たものです。
まとめてみると、新年の挨拶には次のものがありそうです。()内はタイで使われるときの発音です。
・新正如意(シン・チ・チャー・ユーイ)
・新年發財(シン・ニー・フォッ・チャイ)
・新年健康(シン・ニー・キャン・カン)
・恭賀新禧(ギェン・ホー・シン・ヒー)
・四季興隆(シー・クイ・ヘン・ロン)
・大利大吉(タイ・リー・タイ・キャック)
意味はご理解できると思います。上の3つがよく使われる挨拶です。新年の挨拶ではないのですが、福(ホック)の文字もよく見かけます。
一つ驚いたのですが、2つめの挨拶のうち“發財(フォッ・チャイ)”ですが、日本人は“散財”と勘違いし、“新年にお金を使いましょう”の意味に取ってしまいます。しかし本来の意味は“新年に富が増すように”です。言葉はおもしろいですね。
今年はもう遅いですが、来年の春節にはバンコクのチャイナタウンで“シン・チ・チャー・ユーイ”、“シン・ニー・フォッ・チャイ”、“ギェン・ホー・シン・ヒー”、・・・・・・・・・・、と大声で挨拶して下さい。
- 続く -
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