ロングステイへの道

No. 148 バンコク新国際空港の現状（その7）

バンコク新国際空港、スワナプーム空港の開港に関する最近の記事を紹介します。話題125の続きです。

THAI DAY（2006年3月18日）

タイ空港会社（Airports of Thailand, AOT）の関係者は繰り返し、スワナプーム空港が6月には使用可能となると保証しているが、多くの航空会社の幹部は空港の開港は今年末になりそうだとの観測を述べている。

詳しくは記事をお読みください。

No. 147 タイスタイルハウスのイメージ、庭

メインパビリオン、主寝室、そしてお客様用寝室に面している庭がメインガーデンです（写真1）。ここはゴルフ場のフェアウェイと一体化するようにと考えているので、オープンな庭にしたいと思います。ただし、タイスタイルハウスの中心となる大きく立派な木は植えたいものです。木の種類はただいま検討中です。

写真2は敷地境界からゴルフ場のフェアウェイを望んだものです。メインパビリオンの2階のバルコニーや1階のオープンスペースから、お客様用のバルコニーから、さらに主寝室やお客様の寝室の窓から、庭とそれに続く広々とした景観が楽しめる様に設計します（緑の矢印の方向です）。

妻の希望として、この庭に小さなパビリオンを作る案がありました。ここで、昼下がりにお茶を楽しむ計画でした。しかし、いくら小さいと言っても、庭の中で大きいスペースを占めるために、この案はあきらめました。主寝室の1階部のオープンスペースがこのパビリオンの役割を果たします。

- タイスタイルハウスのイメージ、続く -

No. 146 タイスタイルハウスのイメージ、中庭

タイスタイルハウスの中庭は写真1の緑の楕円で示した所です。話題138でも説明したように、ここには階段（小さなパビリオン）を設けません。そのため約6 m x 10 m のスペースが生まれました。

この中庭はメインパビリオン、お客様用の寝室、そして敷地の北側の壁によって三方を囲まれています。もう一方の面も垣根で目隠しをして、静かで落ち着ける雰囲気の庭にしたいと考えています。

北側に面しているので日射しもあまり強くなく、敷地の壁などに鉢植えのランを吊るして栽培するのも面白いのではないでしょうか？日中でもこの庭でくつろげるようにしたいものです。

メインパビリオンの1階が吹き抜けになっているので、北側の垣根（写真1の左側）を工夫すれば、風通しも問題ないでしょう。

- タイスタイルハウスのイメージ、続く -

No. 145 タイでガーデニング

タイで家を建てるとき、建築家とは別にガーデニングプランナーが庭の設計を担当します。多分、彼または彼女がなじみの植木屋さんで草花や木々を調達して、庭を施行するのでしょう。

それでもいいですが、我々はガーデニングプランナーと一緒に庭を設計したいと考えています。日本の友人にも庭の設計とガーデニングに参加してもらいたいと考えています。専門家のアドバイスはもらいますが、主体的に参加します。植木屋さんにも一緒に行き、花々や木々を選びたいものです。今はそのための勉強です。

植木市場で興味ある話を耳にしました。ある程度成長した木でもタイでは問題なく手に入るそうです。植木屋さんにお願いするば、もちろんそれなりの費用はいりますが、お望みのうん十年の樹齢の木も手に入るとのことです。植木屋さんは山の中で多くの木に目星を付けているのでしょう。ただし、国立公園の中から調達されたのでは困りますが。

タイスタイルハウスでのガーデニングの話は、カテゴリー「ガーデニング」にまとめています。ご一読ください。

No. 144 バンコクの植木市場（その2）

「運河15の植木村」はあまりにも広く、たまに車が通り過ぎるだけでのんびりしたものです。あまりの広さにアイスクリーム屋さんもオートバイで行商です（写真1）。右奥にいる植木屋さんの息子に売り声をかけていますが、無視されています。

のどかですが、しかし、よく観察すると植木屋さんも忙しく働いています。草花に水をやったり（写真2）、お客さんに対応したり（写真3）、また、出荷したり（写真4）、結構忙しそうです。

小さな草花を何百鉢と買い、ピックアップトラックに積んで帰る人も見かけました。よほど大きい家なのでしょう。値段は一鉢10バーツ程度からですので、それでも、数千バーツです。

マンゴーの木を扱っている植木屋さんがありました。苗木から数mに成長した木を販売しています。ここでマンゴーの木を買うと、木の運搬はもちろんのこと、移植や、さらには、ちゃんと根付くまでの世話もやってくれるそうです。アフターサービス付きです。

この植木屋さんに来ていたお客さんに聞くと、マンゴーの木はラヨンで買うのが一番だそうです。勉強になります。我々のタイスタイルハウスのガーデニングのための情報収集です。

- 完 -

No. 143 バンコクの植木市場（その1）

バンコクの近くには大きな植木市場が2ヶ所のあります。「タリンチャン植木屋通り」と「運河15の植木村」です（話題97）。

タリンチャン植木屋通りについては話題98と話題99で紹介しました。また、フォトアルバム「タリンチャン植木屋通り」でこの植木市場のスナップを紹介しています。タイの花とタイの植木屋さんに興味がある方は是非ともご覧になって下さい。

次はナコンナーヨック県にある「運河15の植木村」です。バンコク中心部から国道305号線を北東方向に上っていきます。約1時間、国道をドライブです。運河15を渡る橋の手前に、左に折れる道があります。入り口には大きなゲートがあるのですぐに分かります（写真1）。ここには赤い文字で“花と植木の村/運河15”と書かれています。その下に小さい文字で“タイで最大”と書き加えられています。

道は運河15（写真2）に沿って北に数キロ続いています。植木屋さんはこの道の両側に肩を寄せ合って延々と続きます（写真3）。その数は数百を越えるのではないでしょうか？規模の大きい植木屋さんから、小さいものまで様々です。道と運河の間は奥行きがないので、道のこちら側にある植木屋さんの規模は小さくなります。

扱っている商品も様々です。植木屋さんでは草花は直植えではなく、黒いビニール製の鉢に植えられています。同じ種類の草花が行儀よく並べられています（写真4）。

- 続く –

No. 142 タイスタイルハウスのイメージ、メインパビリオン

メインパビリオンはタイスタイルハウスの中心の建物です。写真1の緑色の楕円で囲んだ部分です。ここには2階にリビングルームとダイニングルームが、1階にキッチンとオープンなリビング・ダイニングスペースがあります。

タイの建築設計事務所から送られてきた平面図（話題No.120）では、メインパビリオンの中で各ファンクションの位置関係は理解できますが、どのような建築物になるか分かりませんでした。家のモデルを見て始めて、メインパビリオンが二つの部分に分かれていることが分かりました。写真1でも分かるように、タイスタイルの建物とその下にあるボックス型の建物です。

我々の建築家に対するリクエストは、“2つの建物をタイスタイルの1つにまとめてほしい”です。

- タイスタイルハウスのイメージ、続く -

No. 141 タイスタイルハウスのイメージ、玄関

タイスタイルハウスの向きを見て下さい。西の方角から敷地に入ることになります。風水を信じる訳ではありませんが、家への入り方について知恵を絞る必要がありそうです。我々夫婦には風水の知識はありません。また、タイの建築家Aさんと上司の方もあまり風水に詳しくないようです。知識のない両者で議論した結果は次の様なものです。

まず、① をご覧下さい。道路からメインパビリオンへのアプローチを示しました。緑色の矢印のように、道路から敷地へは西から入ります。その途中で南に折れ、もう一度西に折れます。イメージは話題No.137の写真3です。この写真の奥に見える彫刻を施した壁のように、西の道路からの最初の突き当たりには、風水によれば何か必要なようです？

次に、紫色の矢印で示したように、階段を北に上ります。踊り場の小さなパビリオンで西に折れ、さらに階段を上りメインパビリオンへ至ります。階段については話題No,138を参考にして下さい。また、踊り場のパビリオンのイメージを写真2と写真3に示しました。我々の考えているものは写真2ほど粗末でありませんが、写真3までは立派でありません。

以上は、風水に関して素人が考えた案です。早い段階で、風水の専門家に意見を聞く予定です。風水に詳しい方がいれば、アドバイスをお願いします。

風水とは関係ありませんが、階段を最初に北に上るとき、この方向にはサービスエリアがあります。庭に向かって階段を上る方が視覚上安らぎを与えます。このため、サービスエリアを② に示したように、南側へ移動します。

- タイスタイルハウスのイメージ、続く -

No. 140 タイの野菜、パック・クラ・チェッド（その2）

“パック・クラ・チェード”は古くから家庭で食べられてきました。タイも健康ブームです。人々はこの野菜が栄養に富み、健康に良いことを知っています。このため、今では家庭だけでなく、この野菜を使った料理がレストランのポピュラーなメニューとなっています。人気があるために、料理の値段も以前は一皿30 ~50バーツであったものが、80 ~120バーツぐらいに上がっています。

さて、“パック・クラ・チェード”をどのように調理するのでしょうか？二つのレストランで出された料理の写真を撮りました。写真1は普通の食堂のもの、写真2はちょっと高級なレストランのものです。見栄えは異なりますが、“パック・クラ・チェード”をナンプラ、ニンニク、チリで炒めています。強火で炒めるため、新鮮さとクリスピーな食感を楽しむことができます。この料理の名前は“パット・パック・クラ・チェード・ファイ・ダング”です。意味は“パック・クラ・チェード”をで強火“ファイ・ダング”で炒める“パット”です。

タイでロングステイされるとき、レストランでこの料理を一品に加えて下さい。どこの市場“タラート”でも求めることができます。安く、栄養豊富で、簡単に調理できる“パック・クラ・チェード”を家庭でも楽しんで下さい。

- 完 -

No. 139 タイの野菜、パック・クラ・チェード（その1）

市場で“パック・クラ・チェード”を見かけました（写真1）。タイでは料理に使われる野菜の代表的なものです。特産地はナコンパトムです。クローン（運河）とか川の土手近くに漂っているのを見かけます。市場では一束10 ~ 15バーツで買うことができます。

“パック・クラ・チェード”はアジア、アフリカ、中南米の熱帯地方に育つ１年生植物です。学名はNeptunia Oleracea Lourですが、日本名は不明です。どなたかお教えください。

“パック・クラ・チェード”の茎は丸く節があります（写真1）。茎の表面は“ノム・クラ・チェード”と呼ばれる綿のような白い毛で被われています。このため水に浮かぶことができます。写真2は葉の部分を拡大したものです。葉は羽毛の様です。また、“パック・クラ・チェード”の花は黄色で、群れて花を咲かせます。

“パック・クラ・チェード”はハーブのようです。と言うのは、この野菜はβカロチンを多く含んでいます。ご存知のようにβカロチンは体内に入るとビタミンAに変わり、目とかお肌の健康を保ちます。植物繊維を多く含むために、お通じを助けます。また、この野菜は、暑いバンコクでほてった身体の温度を下げる働きをします。

- 続く -