久しぶりのバンコクでした。バンコク新国際空港も2006年9月28日に開港してはや1年と4ヶ月になります。ようやく空港の運用も落ち着いてきたのでしょうか、話題236で紹介したような問題点、案内用のスクリーン、自動チェックイン機械、アナウンス用のマイクなどは問題なく働いています。そこまでタイの能力を過小評価してはかわいそうです。しかしながら、一部の飛行便ですが、話題236の写真2で紹介した奇妙な対応、ボーディングブリッジ脇の階段を降り、バスでターミナルに向かうといった問題は解決していません。
ターミナルは広大であるため飛行機から出国審査までの移動は大変です。一方、通路や搭乗口脇の待ち合い場所など、それぞれの場所のスペースが狭く、ターミナルには圧迫感があります。タイの友人によれば、もともとの設計では十分なスペースが取られていたのですが、何らかの理由で予算が不足し、スペースを縮小したとのことです。タイでは有名な理由ですが、想像にお任せします。また、トイレの数が足りないということもタイの人々の不満点です。遅ればせながら泥縄式にトイレを増設しているとのことです。
不満点ばかりをあげてきましたが、このスワナプーム空港には国際色が溢れています(写真)。インドシナ半島の中心にあること、また、南アジアや中東への中継地点であり、地域のハブ空港としての位置を確立しているようです。また、ソビエト時代からある、中央アジアのタシケントやアルマティへの便も継続しています。この利便性も我々夫婦がロングステイ先としてバンコクを選んだ理由の一つです。
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