パナウティは行政上は市ですが、都市部と言えるかどうか分かりませんが、建物が建て込んでいるのは話題398で紹介したように、二つの川にはさまれた部分だけです。この町の周囲には田んぼと丘陵地が広がっています。ただし、ここにはあまり深い山はありません。
青々とした田んぼは日本の風景を見ているようです(写真)。しかしながら、どこか違和感があります。見回すと、日本の農村のように田んぼと農家が一つの風景になっていません。遥か遠くに見える山のふもとに家々が建てられています。多分農家でしょう。日本の農家と違い、レンガで建てられているようです。
ネパールには58の市がありますが、いくつかの呼び名があります。カトマンズ市がMetropolitan City、ラリトプル市を含む4市がSub-Metropolitan Cityが、その他の53市がMunicipalityと呼ばれています。歴史とか人口などで分類されているのでしょう。パナウティも、当然、Municipalityです。
パナウティしか訪れたことはありませんが、その他のMunicipalityも、町と農村や山村が一体となったようなものと想像しています。町には産業がなく、ここからの税収ではやっていけないので、周辺の農村部を無理矢理一緒にしているのかもしれません。
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