カンボジアのアンコール遺跡群は、一度は訪れてみる価値のある人類の宝です。バンコクからシェムリアップまで直行の飛行便があり、飛行時間も1時間弱であるので、バンコクでロングステイしている人にとっては手直に行ける世界遺産でもあります。
カンボジアの内乱が終結した1991年以降、アンンコール周辺では観光振興の旗印のもと急激な開発が進み、遺跡周辺の森林が失われています。写真はアンコール遺跡の北にあるクーレン山地の様子です。以前はうっそうと茂るシャングルが続いていましたが、今は森林が焼かれてしまい、この有様です。驚くなかれ、ここは国立公園の中です。
ロングステイでは、滞在している国で生活を楽しむだけではなく、その国が直面している問題に目を向け、その解決に少しでも役立つ活動にも参加したいものです。
話題385で紹介した「イオン1%クラブ」は、アンコールワット周辺での植林活動を行い、5ヘクタールの土地に8,000本の植樹しました。この植林活動を一度のボランティア活動で終えるのではなく、今後も続けてもらいたいものです。
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