ウズベキスタンのブハラ歴史地区にある路地での一こまです。ホテルへ近道をして帰ろうとして、ブハラの旧市街の路地に迷い込みました。狭い路地が迷路のように入り組んでおり、どの方向へ行けばよいか困り果てていました。
写真は、その時、案内を買って出てくれた子供たちです。自転車を自慢そうに誇示している男の子が先頭で案内してくれました。後ろで恥ずかしそうに手で顔を覆っている女の子が一番しっかりしていて、ホテルまでの道順を男の子に指示していました。心強い子供たちです。
ブハラの旧市街は世界遺産の一つです。ブハラは、サマルカンド(ウズベキスタン)とメルブ(トルクメニスタン)、そしてグルガンジ(トルクメニスタン、今のクニヤ・ウルゲンチ)とバーミヤン(アフガニスタン)を結ぶシルクロードの交差点として栄えました。また、黄金期の9世紀には、ブハラは中央アジアのみならず、イスラム世界前谷の文化的中心地の一つとして繁栄を誇っていました。
ウズベキスタンには、このブハラ歴史地区を始めとして、イチャン・カラ(ヒヴァの旧市街)、サマルカンド文化交差路、シャフリサブス歴史地区の4つの世界遺産があります。団塊世代のロングステイ先としてはお勧めできませんが、一度は訪れていただきたい国です。
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