話題46で紹介したように、夫の最初の海外旅行ではギリシャです。マラソン、サラミスをはじめとしていくつかの古戦場も訪れました。
300(スリーハンドレッド)という映画が6月9日より公開されました。この映画は、ペルシャ戦争の時、レオニダス王に率いられた300人のスパルタ兵が、映画では100万人になっていますが、実際は5 ~ 20万人程度といわれているペルシャ兵とテルモピレーで戦い、全滅したストーリーを描いたものです。紀元前480年のことです。
残念ながらテルモピレーには行きませんでした。古代にはシモニデス作による300人のスパルタ兵を讃える詩を刻んだ碑が置かれてたということです。「旅人よ、行きて伝えよ、ラケダイモンの人々に。我等かのことばに従いてここに死すと」と唱われていました。なお、ラケダイモンはスパルタのことです。
写真は、“The 300 Spartan”(日本語の題名は“スパルタ総攻撃”)という映画のカバーです。同じくスパルタ兵のテルモピレーでの全滅を扱ったものです。年代の差でしょうか、この映画のほうがしっくりきます。また、シモニデスの詩にもよく合います。この映画のDVDは日本でも手に入りますので、”300”が刺激的と感じる人はこちらをご覧になって下さい。
ギリシャ旅行では、テルモピレイの代わりに、スファクテーリエという島に行きました。ここもスパルタ兵にまつわる古戦場です。位置は話題46の地図の12番で、ペロポネソス半島の南西端にあります
- 続く-
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