中央アジアの国々では暑い夏の間木々の下で食事を取ることがあります。湿度が低いため木陰は涼しく、さわやかな風が吹き抜けてけて、快適な空間を演出します。
タジキスタンの田舎で、ぶどう棚の下での昼食に招待されました(写真1)。タジキスタンの首都であるドシャンベから車で2時間ほど離れたヌレックという町です。
母屋に隣接するぶどう棚の下に縁台を設え、この上に昼食のセッティングをします。見上げるとまだ若いぶどうの房が垂れ下がっています(写真2)。この環境だけでもさわやかさを感じることができます。
縁台は中央アジアの国々でよく見られるもので、三方に背もたれがあり、一方がオープンになっています。ここにカーペットを敷き、料理を並べます。人々は直接縁台に座り食事をします。クッションを使って背もたれにもたれ、ゆったりと食事を楽しみます。
ロングステイのベースとなるタイスタイルハウスの庭でも、この様に木々の下でくつろげる空間を考えています。タイで植える木の種類は異なりますが。
- 続く –
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