ロングステイへの道

No. 197 タイのマンゴー

話題196の写真3は全てマンゴーです。いろいろな種類があり、値段も様々です。上段にある箱詰のマンゴーは贈り物用です。いくつかのマンゴーを紹介します。

写真1はイエローマンゴーで、“マ・ムアング・ナム・ドク・マーイ・スワン”と名付けられています。“マ・ムアング”は「マンゴー」、“ナム”は「水」、“ドク・マーイ”は「花」、“スワン”は「庭」です。「庭に咲く水の花のようなマンゴー」という意味でしょうか？
写真2もイエローマンゴーです。“マ・ムアング・オクロング・スワン”と呼ばれる、タイで一番おいしいマンゴーです。写真1の“マ・ムアング・ナム・ドク・マーイ・スワン”と比べてもキロあたりの値段も高めです。この写真のマンゴーは、黄色く熟れて食べごろになるまであと数日必要です。なお、“オクロング”の意味ですが、タイの女性に聞いてみたのですが、答えてもらえませんでした。

写真3はグリーンマンゴーで、“マ・ムアング・キョウ・サ・ウァイ”の名前があります。“キョウ”は「緑」で“サ・ウァイ”は“食べる”です。「緑のまま食べるマンゴー」です。名前どおり緑のままで食べます。カットし、左隅に写っているビニール袋に入った粉をまぶして食べます。この粉は砂糖、塩、唐辛子を混ぜたものです。

No. 196 タイのお菓子（その1）

まずは“カオ・ニャオ・マ・ムアング”です。日本人に取ってこれをお菓子に分類するかは意見が分かれるところですが、タイではれっきとしたお菓子です。“カオ・ニャオ”は「もち米」で“マ・ムアング”は「マンゴー」ですので、蒸したもち米にココナッツクリームをかけ、それにフレッシュマンゴーを添えたものです。写真1はレストランで出された“カオ・ニャオ・マ・ムアング”です。

タイ女性の大好物で、食後のデザートや食間のおやつとして食べます。食事をお腹いっぱい食べ、その後で“カオ・ニャオ・マ・ムアング”を食べる食欲には驚かされます。夫は、最初女性の食べ物だと敬遠していたのですが、食べてみると美味しく、最近は機会ある毎に食べます。妻はもちろん最初からぞっこんです。残念ながら、楽しめる期間はタイの夏にあたる3月から5月に限られます。

バンコクの市場、タラート・オー・トー・コーでパックに詰めたできあいの“カオ・ニャオ・マ・ムアング”を買うことができます（写真2）。手前がマンゴー、右奥が蒸したたもち米、そして左にあるビニール袋に詰めたものがココナツミルクです。ある人は全てをパックしたものを買います。また、ある人はもち米だけをこの店で買います。マンゴーは別の店（例えば、写真3）で買っても大丈夫です。

写真2の店の名は“ゴー・パー・ニット”です。蒸したもち米を売る有名な店です。本店はバング・ラム・プー近くの商店街にあります。

- 続く -

No. 195 バンコク新国際空港の現状（その11）

約1ヶ月ぶりですが、バンコク新空港、スワナプーム空港に関する記事です。

ネーション（2006年7月21日）

7月29日に試験飛行が予定されているが、タイ空港会社（Airport of Thailand, AOT）はまだスワナプーム空港に保険を掛けていない。

ネーション（2006年7月17日）

Airport to get certified, but for what?

長い間待ち望まれていたスワナプーム空港の認可が今週発表される。しかしながら、この認可は包括的な国際的基準を満たしてない可能性もある。

バンコクポスト （2006年7月6日）

スワナプーム空港の暫定的なコードネームは“NBK”となる。このコードは、予定されている9月28日の商用開始から空港が問題なく運用ができるまでの間暫定的に使われる。その後、コードは現在ドンムアン空港が使用している“BKK”に変更される。

バンコクポスト （2006年6月20日）

航空会社は9月28日のスワナプーム空港の開港に疑いを持っているが、政府のドンムアン空港の閉港の決定は歓迎している。バンコクポストが接触した航空会社や空港関連企業は新空港が予定されている期日に開港できるとは考えていない。また、開港を急ぐあまり、無駄な経費を使い、そして国の威信を傷つけると警告している。
..

TNA （2006年6月20日）

タイの内閣は、バンコク新国際空港周辺地域を特別行政区とする法律を原則的に承認した。特別行政区の名称は“マハ・ナコン・スワナプーム、Maha Nakhon Suvarnabhumi”である。

なお、マハは“大きい、壮大な”、ナコンは“都市”を意味します。

詳しくは記事をお読み下さい。ただし、バンコクポストの記事にはリンクできないのであしからず。

No. 194 バンコクの市場（その8）

5月13日の話題171より少し時間が経ちましたが、バンコクの市場、タラート・オー・トー・コーの続きです。今まで紹介してきたようにここではいろいろな種類の食材が売られています。お菓子もそのうちの一つです。材料も手に入れることができますが、タイではできあいのお菓子も買うのが一般的です。食後のデザートとして、また友人の家を訪問するときのお土産に買い求めます。

タラート・オー・トー・コーではタイスタイルのお菓子がパッケージにきれいに詰められて売られています（写真1）。ある店では、店先でお菓子を作り、そのままパッケージに詰めて販売します（写真2）。タイの人に聞くと、この市場は清潔で、お菓子の種類が多いので重宝しているとのことです。

バンコクの市場シリーズはここでいったん終了し、ここから何回かに分けてタイのお菓子を紹介します。甘党の方はご期待下さい。

- 完 -

No. 193 空から見た西表島と石垣島

飛行機に乗る時、通路側と窓側の席を選ぶのに一応のルールを決めています。2時間ぐらいまでの飛行時間であれば窓側、それ以上の時間であればよほどのことがない限り通路側を選びます。日本からバンコクまでは通路側に、バンコクからクアラランプールやラングーンぐらいまでは窓側に座ります。このため日本を上空から見る機会はありません。

先日バンコクへ旅行した時、席は通路側に取ったのですが、乗客が少ないために窓際の3っの席を占有することができました。窓側の席へ移動し、空からの眺めを楽しみました。日本本土は厚い雲で覆われていたのですが、奄美大島を過ぎる頃から天候が回復し、沖縄、台湾の南端、ベトナムのダナン近くの海岸線、タイとラオスの国境のメコン川、等々、すばらしい景色を堪能しました。

空から撮影した写真のうち西表島と石垣島を紹介します。写真1の左奥が西表島で、右端の島が石垣島です。写真を見ても島名が分からなかったのでGoogle Earthで調べました。写真2をご覧下さい。少し角度は違いますが、それぞれの島を対応させることができます。便利ですね。ただ、衛星写真をもとにしたGoogle Earthでは珊瑚礁がきれいに表現されていません。

No. 192 カザフスタンとキルギスタンの国境

話題81でカザフスタンとキルギスタンの国境の話を紹介すると約束しました。11年ぶりで両国の国境を通過しました。カザフスタンのアルマティからキルギスタンのビシュケクまで車で日帰りの旅行をしたときのことです。写真1がカザフスタン側から見たキルギスタンの検問所、写真2がキルギスタン側から見たカザフスタンの検問所です。写真3は両国の国境線を流れる小川です。

11年と比べて国境の様子が全く異なり驚いてしまいました。その当時は数年前にソビエト連邦が崩壊し、混乱を極めていました。所々舗装がはがれたホコリっぽい道が続き、国境には遮断機が一つあるだけででした。そしてビザなしでも国境を通過できました。もちろん警備兵に見つからないように車の中で頭を下げていましたが。今考えると危ないことをしたものです。

今回はビザは必要でした。キルギスタンに入国するときのキルギスタンのビザは不要でしたが、カザフスタンに再入国するときにカザフスタンの再入国ビザが必 要でした。旅行される方はご注意下さい。キルギスタンも本当はビザで出入国を管理したいのでしょうが、まだその能力がないので、仕方なくビザなしで越境を 許しているのが真相でしょう。

No. 191 ロングステイのベースの現況、6月下旬

長期に出張していたために、ほぼ1 ヶ月近くブログの更新ができませんでした。

今日から再会です。まずは6月下旬のロングステイのペースの現況です。タイスタイルハウスは設計中ですのでまだ更地です（写真1）。4月上旬のものと比較して下さい（話題158）。当時はゴルフ場に雑草を刈ってもらった後でしたので見晴らしは良かったのですが。今は各種の雑草が勢い良く育っています。

タイは熱帯性の気候のため草木の成長には驚くものがあります。一方、逆に驚くものはゆったりした建築工事のペースです。お向かいのキャプテンの家の建築は遅々として進みません。6月下旬の様子が写真2です。ゴルフ場から見ています。話題159に2ヶ月半前の様子を紹介しています。あまり進んでいませんね。タイスタイルハウスの建築のときは、もう少し管理を厳しくする必要がありそうです。