ロングステイへの道

No. 269 デジタルカメラの故障

久しぶりの記事です。やはり長期間の出張で、また出張先でのインターネット接続の環境が悪く、ご無沙汰してしまいました。

出張先での出来事です。今使っている二代目のデジタルカメラ、キャノンのPowerShot S80（話題237）が故障しました。エラーメッセージE18（意味不明）が液晶画面に表示された後、レンズが固定されてしまい、カメラ本体に収めることができなくなりました。写真1は故障する直前に撮影したものです。これ以降の撮影は全くできず、仕事上の写真は使い切りカメラを購入して撮影する意外、打つ手はありませんでした。

このPowerShot S80の故障は、以前、話題179で紹介した一代目のニコン製のデジタルカメラに続き2度目の悲劇です。エレクトロニクスの固まりであるために、どうすることもできず、出張中に故障するとお手上げです。NikonとCanon、日本を代表するメーカですが、どうしたことでしょうか？この怒りをどこに向ければよいのでしょうか？

PowerShot S80は1年3ヶ月前に購入したもので、約2万枚撮影しています。一代目のニコンも約2万枚撮影後に故障しました。どうも、デジタルカメラの設計は、2万枚程度の撮影を目標にしているのではないでしょうか。それとも私の運が悪いのでしょうか。よくはわかりません。

写真1ですが、トルコのイスタンブールにある第1ボスポラス橋の夜景です。この橋はアジア大陸とヨーロッパ大陸を結ぶもので、第2ボスポラス橋とともに、イスタンブールそしてトルコの交通の大動脈です。また、イスタンブールの観光名所にもなっています。橋の向こうにはイスタンブールの旧市街と新市街の明かりが見えます。今は、日本の援助で、ボスボラス海峡を渡る海底トンネルが建設されています。

No. 267 アルマトイでのロングステイ（その2）

アルマトイの人々は、新鮮な空気を求めて寒い冬でもピクニックに出かけます。アルマトイの南に天山山脈が屏風のように立ちはだかって、そこには谷間がいくつか刻まれています。ピクニックは谷間に沿って天山山脈に分け入ります。我々は車でドライブです。

道沿いに気に入った所が見つかれば、お昼にします。ピクニックの友はもちろんウオッカです。雪で冷やしたウオッカの味は格別です。写真1のウオッカはライ麦が原料で、特別なものです。

食事は簡単なもので、黒パン、ソーセージ、チーズ、そしてピーナツなどです（写真2）。冬の野外でのビールもおつなものです。寒いため、ウオッカとビールのチャンポンでもなかなか酔いがまわらず、ついつい飲み過ぎてしまいます。もちろん運転手は禁酒ですが。

アルマトイでのロングステイでは、ぜひとも天山山脈へのピクニックと雪で冷やしたウオッカを試して下さい。

- 続く -

No. 264 アルマトイでのロングステイ（その1）

久しぶりのカザフスタンの話題です。話題73では、アルマトイでのロングステイを紹介しました。アルマトイで一ヶ月程度滞在し、天山山脈でのハイキング、トレッキング、登山を楽しむものです。アクティブでスローな旅の例です。

アルマトイの人々は、冬期でも天気のよい週末には、市内のスモッグから逃れるために天山山脈に出かけます。一般の人は、 谷に造られた道に沿って、車で山に入ります。そして、道路からあまり離れていない場所で、新鮮な空気をすい、山の自然を楽しみます（写真1）。

今年はアルマトイも暖冬で雪は少ないですが、ベンツでもエンコすることもあります（写真2）。市内のスモッグの状況は話題118で紹介しましたが、車の数が爆発的に増加し、大気汚染はますますひどくなっています。週に1度は、新鮮な空気が必要になります。

- 続く –

No. 261 プーケットのロングステイ（その4）

プーケットのブルーキャニオン・カントリークラブは、ゴルファーにとって最高のロングステイの場所です。一年中暖かい気候、すばらしゴルフ場、また近くにはアンダマン海があります。滞在は、ホテル形式のロッジか、または、コンドミニアムか一軒家に住むことになります。調査時点では、一軒家を建てる敷地には空きがないとのことで、これは除外します。

ロッジは1週間程度の滞在に適していると思います。それも、バンコクで売り出されている、宿泊とゴルフのプレイがセットになっているパッケージがお勧めです。コンドミニアムでの滞在がセットになっているパッケージもあります。コンドミニアムのオーナーが利用しない期間、ゴルフ場に貸し出しているのでしょう。

コンドミニアムは購入することになります。ゴルフの会員権も付いてくるので、ゴルファーにとっては大いに助かりますす。ちなみに、キャニオンコースのグリーンフィーは5,500バーツで、ゲストの場合3,300バーツです。ご存知のとおり、タイのゴルフ場は、会員だとグリーフィーは不要です。キャディフィーとキャディのチップ代だけです。もちろん年会費は必要ですが。

なぜ、ブルーキャニオン・カントリークラブをロングステイ先に選ばなかったかですが、

　①　ゴルフ三昧は1ヶ月程度が限度である。ソーシャルなアクティビティも必要であり、ゴルフ場にはその環境がない。
　②　ゴルフ場内は静かで、最高の環境ではあるが、ショッピングなどの生活が不便。
　③　しばらく現役として働きたいので、他の国へ出張するのにプーケットは少し不便である。

もう一つ気になったことがあります。コンドミニアムは斜面に建てられていて、土砂災害の恐れがある場所も見うけられました。プーケットも熱帯ですので、集中豪雨があります。さらに、最近の気候変動により豪雨が降る機会も多くなり、コンドミニアムが土砂災害に見舞われる可能性も否定できません。

以上のような理由で、プーケットのブルーキャニオン・カントリークラブでのロングステイはペンンディングにしました。将来、再考するかもしれません。

なお、写真はコンドミニアムの寝室の一つです。明るく、清潔で、シンプルです。われわれのタイスタイルハウスのお客様用の寝室も、この様な内装を考えています。

- 完 -

No. 258 プーケットのロングステイ（その3）

プーケットのブルーキャニオン・カントリークラブにあるコンドミニアムのいくつかを見せていただきました。タイでのロングステイ先を検討するための調査です。

コンドミニアムは低層の建物です。3つある寝室は、ダブルベッドの部屋が2つと、ツインベッドの部屋が1つです。そのほかに広いリビング・ダイニングとキッチンが付いています。バス・トイレの数は2ヶ所だったと記憶しています。日本でいえば、3LDKです。

部屋の壁の色は白が基調になっていて、涼しく清潔な印象を受けました。見せていただいたいくつかのコンドミニアムの内装には、それぞれ特徴がありました。全てシンプルで、好印象を受けました。写真のリビングルームはラタンの椅子とソファーを組み合わせていました。プーケットの気候に合わせたものでしょう。

話題243で紹介したMホテル系のタイムシェア用のリビングは、ホテルやサービスアパートメントの部屋でよく見かける家具を使っていて、どこかよそよそしい感じを受けます。ロングステイ用ではありません。

- 続く -

No. 255 プーケットのロングステイ（その2）

ブルーキャニオン・カントリークラブで住むには、ロッジ、コンドミニアム、そして一軒家があります。ロッジはホテル形式であり、皆さんが利用されている宿泊施設です。バンコクで住んでいる人がブルーキャニオン・カントリークラブでゴルフをしようとすると、ロッジの宿泊とプレイがセットになっているパッケージを買うのが一般的です。

コンドミニアムと一軒家は所有者がいます。購入価格には会員権も含まれているので（調査した時点での情報）、自由にゴルフを楽しめます。所有者には外国人も多いようです。例えば、シンガポールのBMWの販売店がコンドミニアムを所有していてます。車を購入した人に、ブルーキャニオンでのゴルフを“おまけ”として提供しています。現在、一軒家を建てる敷地には空きがないとのことです（これも調査した時点での情報）。

写真はロッジから望んだキャニオンコースです。斜面に建っているのがコンドミニアムです。正面に見えるのが、これもシンガポールの富豪が所有する家だそうです。

なお、左に行けば1番ホールのティーで、前面に見えているのが9番ホールのフェアウェーです。写真には写ってはいませんが、バンカーの下にグリーンがあります。

- 続く -

No. 252 プーケットのロングステイ（その1）

ロングステイ先をタイ、そしてバンコクに決めるまえに、プーケットにも調査に出かけました（話題2および話題3）。調査値の一つはプーケットにあるブルーキャニオン・カントリークラブです。

ブルーキャニオン・カントリークラブは、あまりにも有名なので解説はしませんが、スズ鉱山の跡地を利用したコースで、日本人が設計しています。この方にもお会いしましたが、コースの中にあるコンドミニアムに住み、ここを基地として活躍されています。

写真はブルーキャニオン・カントリークラブの全景を示しています。右半分がキャニオンコース、左がレイクコースです。クラブはプーケット空港に隣接しています。また、マイカオビーチがすぐそこにあります。

衛星写真出典： Google Earth

- 続く -

No. 237 デジタルカメラの活用

出張や休暇の旅行にはデジタルカメラは欠かせません。話題179でも紹介したように、N社製の一代目は使いつぶしてしまいました。5年ほど使ったので十分でしょうか。今は二代目であるCanonのPowerShot S80を愛用しています。

メモ代わりにいつでも、どこでも使うため、片手で撮影できること、そしてポケットに入れることができることが条件です。PowerShot S80は少しかさばりますが、ゆったりしたズボンのポケットには入ります。

液晶モニターがあるため目から離して撮影できます（写真1）。最近はモニターで大まかな撮影範囲を決めて、あとは対象を直接見てシャッターを押します。特に人などは表情や動作を直接見ることができるため、シャッターチャンスを逃すことが少なくなります。パソコンで必要な部分を切り取れば、写真としても問題ありません。

写真1はもとの写真の1/25ぐらいの部分を拡大したものですがですが、今のカメラは画素数が大きいので、個人用の写真としては解像度は十分だと思います。ちなみにキャノンのPowerShot S80は800万画素です。

約1年前に購入した時は最新モデルでしたが、マーケットでは今や時代遅れになっています。しかしながら、機能的には十分ですので、後何年も使うつもりです。

さて、写真1のもとの写真はどのようなものでしょう？バックの赤い軍服が写っているのでご想像ができるでしょうが、バッキンガム宮殿の衛兵交代の一シーンです。写真2の左側中央部を切り取ったのが写真1です。

No. 233 しばらくブログを更新できませんでした

先月12日に話題232を投稿してから長期の出張に出て、ブログを更新できませんでした。今回の出張は南米のチリと米国のワシントンD.C.そしてタイです。この出張の話題も今後紹介していきます。

ブログの更新を再会しますので、今後ともよろしくお願いします。

No. 222 タジキスタンでロングステイ（その2）

このような経済条件でのタジキスタンのロングステイは可能でしょうか？　旧ソビエト時代の完備されたインフラにはほころび目立ち、安全な水や暖房の供給に滞りがあります。写真はドシャンベへ上水を供給する水道橋です。水漏れが激しく、いつまで保つか分かりません。住環境も我慢が必要です。バンコクやチェンマイでのロングステイとは比較になりません。

よほどの目的意識がなければ、または仕事でないとタジキスタンでのロングステイは難しいでしょう。まだバックパッカーの時代です。ただ、アレキサンダー大王がサマルカンド攻略のための要塞を築いたホジェント、中央アジアでは珍しい仏教遺跡、カラ・テベやダルヴェルジン・テベなどがあり、シルクロードに興味のある方には面白い国です。NOT SO ロングステイで訪問して下さい。

パミール高原、ヒンドゥ・クシュ山脈、等々、山好きの方々には堪えられない所ですが、まだ安全面に問題があるため、しばらくご辛抱下さい。

- 完 –