サヤム・ソサエティーの敷地内には、タイの伝統的な民家である“ルアン・カムティアン”が移設されています(写真)。“ルアン”が家ですので、“カムティアンの家”となります。この家はチーク材で建てられた高床式住居であり、約160年前に建てられました。現在は、民俗博物館として利用されており、タイの農村で使われた様々な道具などが展示されています。タイの古い農村での生活や習慣を知る良い場所です。
ルアン・カムティアンはソイ・アソークに沿ってあります。ご存知のように、ここは高層ビルが建ち並んだ、騒音とホコリに悩まされるコンクリートジャングルですが、この場所に来ると静けさと木陰でほっと癒されます。まさにオアシスです。
バンコクでロングステイされている方は、是非とも大都会の中にある小さなオアシス“ルアン・カムティアン”を訪れてください。地下鉄の駅“スクンビット”やBTSスカイトレインの駅“アソーク”から歩いていける距離にあります。
以前、話題94から6回にわたり“BTS沿いのタイスタイルハウス”と題して、7つのタイの伝統的な民家、タイスタイルハウスを紹介してきました。“ルアン・カムティアン”もその一つです。どの家もBTSスカイトレインの駅から歩いて簡単に行けます。バンコクのロングステイの楽しみとして、タイの伝統、風俗、文化などに触れてください。
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