ロングステイでの楽しみの一つは、じっくり腰を落ち着けて滞在し手いる国の文化や歴史を学べることでしょう。英語が得意であれば、東南アジアのいくつかの大学で開講されているコースを取ることができます。そこまではできないというロングステイヤーの方々は、博物館巡りはいかがでしょうか。書籍や写真集などでそれなりの勉強が必要になりますが、その国の文化や芸術を学ぶことができます。
東南アジアの博物館は、西欧の博物館と比較すれば、当然のことながら所蔵品の量や質、展示方法、施設などは劣りますが、その国の美術品に限ればすばらしいもの所蔵・展示していることがよくあります。日本の仏像を見るのであれば、大英博物館やルーブル美術館へ行くより、奈良や京都を選ぶのと同じことです。さらには、東南アジアの寺院や遺跡は生きている博物館です。写真にあるように、この環境は西欧の博物館でもかないません。
東南アジアの国々は仕事で訪問することが多く、休日にはゴルフ場へ足が向きがちです。博物館や美術館へは、その都市を最初訪れた時に観光スポットの一つとして駆け足で通り過ぎるのが普通です。大いに反省しています。これからは、スローなペースにシフトするために、当然ゴルフも重要ですが、博物館でゆっくりと時間を過ごしたいと考えています。
折にふれて、訪れた東南アジアの博物館を紹介していきます。
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