アユタヤの九ヶ所参りの8番目のお寺はワット・カサットラー・ティラットです。“カサット”は「王様」、“ラー・ティラット”はその修飾語ですので、王様の寺となります。このお寺は、古いアユタヤの街が建てられた島、“コー・ムアン”からチャオプラヤ川を渡った場所にあります。島の西側の対岸です。
タイの人々は、人から愛されること、強さ、そして商売繁盛を願って、このお寺にお参りします。最後の願いが重要であることは、本尊の前に供えられたお札の数からも理解できます。よく見ると、ほとんどが薄緑色の20バーツ札ですが、赤い100バーツ札もちらほらと混じっています。
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