リマの市場で次ぎに訪れたのは八百屋さんです。トマト、ジャガイモ、トウモロコシ、レタス、いんげんまめ、きゅうり、ライム、カボチャなどなど、日本でもおなじみの野菜が並んでいます。
しかしながら、ペルーの特徴をあらわすものもあります。それはトウモロコシです。トウモロコシの原産地はメキシコから南アメリカ北部といわれていますが、さすがの粒の大きさにびっくりしました(写真の右前のもの)。他の店では何種類ものトウモロコシに出会いました。ここではもう一種、紫トウモロコシが写っています。写真中央の奥にあるものです。
ここペルーでは、この紫トウモロコシより「チチャ」という飲み物が作られます。昼食時にはよくピッチャーで注文し、ガブガブと飲んだものです。ポリフェノールがワインより多く含まれているので、血栓を防ぐ効果があるといわれています。ただし、チチャにはアルコールは含まれていません。
野菜の品揃えを、タイ(話題169)、タジキスタン(話題210)、そしてバングラディシュ(話題240)のものと比較してください。きゅうりの形にも違いがあり、面白いものです。また、売り手の人の笑顔も、その国民性をあらわしているようです。
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