ルーブル美術館では、もちろんまず最初にミロのビーナス(写真1)とタウリケのニケ(写真2)を目指しました。約30年ぶりの対面ですが、人気がある展示品の周りに人が群がっていて近づくこともできません。何回も戻ってきて、人が途切れるのを見計らって再会を楽しみました。苦労します。
当時これらの像がどこにどのように展示されていたか思い出そうとしました。ミロのビーナスについては定かでありません。タウリケのニケは階段の踊り場は同じですが、もう少し狭い階段に展示されていたと記憶しています。1981年から1998年の大ルーブル整備で、展示室が改装されたことを後で知りました。
ルーブル美術館の古代ギリシャ・エトルリア・ローマ時代の所蔵品に関しては、ミロのビーナスやタウリケのニケのように目玉になる作品がありますが、全体としては大英博物館の展示が質、量とも勝っている印象を受けます。
古代エジプトの所蔵品については再会を果しましたが(例えば書記像、写真3)、古代オリエントセクションは休館しており、残念ながら次回の機会としました。
大英博物館でもそうですが、限られたセクションを回るとしても1日では十分ではなく、いつもフラストレーションが残ります。
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