タイの建築設計事務所A社の最初の提案から、契約時の提案までの変遷を紹介します。まだ、満足いくものには達していませんが、今後半年ぐらいかけて最終的なものに仕上げていきたいと考えています。
最初の提案は古い様式を継承した高床式のタイスタイルハウスです。話題 No. 49とNo. 50で提案の概要と問題点を紹介しました。ここでは提案の平面図を紹介します。上の図が2階そして下の図が1階のものです。なお、話題 No. 49の立面図は、平面図の下方より望んだものです。
まず上の図の2階を見て下さい。高床式の2階部分に居間、ダイニングルーム、主寝室、客用の寝室があります。それぞれ独立した建物になっていて、これらは幅広いデッキで結ばれています。1階部分には台所があるだけで、その他はオープンスペースで、日中に、読書、昼寝、朝食や昼食、運動などのスペースとして利用できます。
これは大豪邸でこちらが予定している予算には全く合いません。予算に加えて次の問題点も指摘しました。
(1) 建物とデッキ部分の面積を減らし、庭を広く取りたい。
(2) 池は必要ない。この部分も庭にしたい。
(3) 建築材料に木材だけでなく、コンクリートやレンガ等も組み合わせて欲しい。
さて、次はどのように修正したものが出てくるか楽しみです。
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