ロングステイへの道

No. 24 オリジナルの仏像（?）

今では難しと思いますが、オリジナルの仏像もできるものなら手に入れたいものです。

カンボジアのシェムリアップを訪問したときです。オールドマーケットにある骨董品のレプリカを売っている店に入りました。最初の写真にもあるように仏像のレプリカも、棚一杯、店一杯に飾られています。本物に見えるように土に埋めたり、いろいろ苦労しているみたいです。

“オリジナルはないか?”と尋ねたところ、写真の右側にある飾り棚の下の引き出しより新聞紙に包んだ仏像を取り出しました。店の主人がタケオで仕入れた百数十年前の仏像だそうです。あまり古くはありませんが。

2枚目の写真に示しましたが、どれが本物でしょうか? 写真の中央に写っているのですぐ分かると思いますが。銀の台座に座られた仏像です。残念ながら仏像は黄金ではありません。その他の仏像も本物みたいですが、レプリカです。

中央の仏像もオリジナルであることを祈っています。仏像に詳しいタイの友人に見せたところ、オリジナルだそうです。ひとまず安心。

No. 23 仏像のレプリカをいかに手に入れるか

仏像のレプリカは、タイを始めカンボジアやラオスなど、どこでも手に入るので心配はしてません。家の設計が進むに従い、家の雰囲気にマッチするものを選んでいきたいと考えています。

しかしながら、時には思わぬ所で良いものに出会い、衝動買いすることもあります。大英博物館でビルマの仏像に出会いました。

さて、下の2枚の写真うちどちらの仏像が本物でしょう? もちろん1枚目が本物で、大英博物館に展示されています。フラッシュの光で見にくいですが、穏やかな顔立ちの仏の座像です。ビルマのパガンより出土したもので、時代は12~13世紀のものとされています。今度大英博物館を訪問されたときは探して下さい。

2枚目はレプリカで、大英博物館のショップで販売されています。これもすばらしいレプリカで、素人にこれだけ見せられると本物と見間違えます。非常に重く、日本に持ち帰るのには苦労しました。

No. 22 仏像はタイスタイルハウスに安らぎを

タイスタイルハウスには仏像がよく似合います。仏像の尊厳と穏やかさは室内に安心と安らぎ与えてくれます。写真で紹介できないのは残念ですが、お客を迎える玄関、くつろぎの居間、海を遠く望む窓際などに飾られています。

立像、座像、中には頭部だけのものもあります。写真集などで紹介されるタイスタイルハウスの仏像の多くのものはレプリカだと思いますが、中には美術館クラスのものがあるかもしれません。

夫婦共々、より安心と安らぎを得るために我々のタイスタイルハウスには仏像をと考えています。仏像のオリジナルは無理としても、レプリカの収集を今から始めています。

No. 21 タイのテレビ番組を日本で見る（続き）

日本に住むタイの人に朗報!!　タイで人気のテレビ番組が日本で見られるようになりました。また、日本人、特にタイから帰国された方、これからタイへ向かう方、またタイに興味を持つ方にとっても朗報です。

タイのテレビ局チャンネル3の人気番組を日本の衛星テレビAccessTVが2005年10月1日より放映します。“Direct to Home”と題して、今バンコクでホットなドラマやバラエティ、ニュースなど6時間分放送します。そしてこれを1日3回繰り返します。

主な番組には次のものがあります。

　　ドラマ：　　　　クーラーブダム（黒いバラ）
　　　　　　　　　　ソンラーウニラン（二人は永久に）
　　トークショー：　プージントゥンプージン（女性vs女性）
　　バラエティ：　　シーサンバンターング（エンタテイメントバラエティ）

面白そうですね。

日本に住むタイの人々とってはプログラムタイトル“Direct to Home”にもあるとおり、バンコクの最新情報をリアルタイムで楽しむことができ、ホームシックが少しは解消できるかもしれません。

日本人、特に、タイに長く住んだ後帰国された方は、タイでの懐かしい良き生活を日本でも引き続き楽しめます。これから仕事またはロングステイでタイへ向かわれる方にとっては、何よりも事前にタイを知るために役に立つと思います。タイ語の勉強の助けにもなります。タイに興味がある人も、生の文化や生活習慣を知ることによって、より広くタイそして世界を理解する窓を開くことができます。

チャンネル3のホームページ（http://www.thaitv3.com）はタイ語ですが、いろいろクリックすると言葉が理解できなくても楽しめます。AccessTVのホームページ（ http://www.net-club.jp/atv/ ）にはまだタイテレビ番組放映の件は紹介されていません。

No. 20 タイのテレビ番組を日本で見る

タイでロングステイする人はNHKの海外放送で日本のテレビ番組を楽しんでいることと思います。今まで、「NHKワールドTV」と「NHKワールド・プレミアム」の違いが分からなかったのですが、始めてNHKのホームページを開いて納得できました。皆さんもうご存知だと思いますが次の通りです。

●　NHKワールドTV（テレビ国際放送）：1日24時間、ほぼ全世界に向けて放送。スクランブルがかかってないのでアンテナとチューナーがあれば、誰でも見られる。

●　NHKワールド・プレミアム（番組配信）：1日24時間見られる。ケーブルテレビ局や衛星放送局と契約して見られる。海外約2,000のホテルでも見られる。

日本でもタイ語のテレビ放送を見ることができます。一つの方法は、インターネットテレビ“iPTV on demand”と契約することです。このサービスはタイの留学生より知りました。チャンネル3、5、9、11、ITVの5チャンネルの過去2日間のほとんど全てのプログラムを、約6時間遅れで見ることができます。ポピュラーなドラマ、バラエティショー、ニュース番組などのアーカイブもあります。料金は1ヶ月24ドルです。

このiPTVはSHIN BROADBAND INTERNET (THAILAND) COMPANY LIMITEDが運営しています。なるほどと“この便利なサービス”に納得しました。これも一つのタイスタイルでしょう。

将来、タイでロングステイする日本人も手軽に日本の全てのテレビ番組を見ることができるようになるものと思います。最近ソニーが海外でもパソコンを通して日本のテレビ番組を見れる新製品を発表したそうです。「シニアの新しい生き方としてのロングステイ」に紹介されています。

No. 19 タイで家を建てた日本人

タイで家を建てた日本人の方々の経験を知るために、“タイで家を建てる”をキーワードにインターネットで検索してみました。何件かありました。いずれの方もあまりいい経験をなされてないみたいです。

まず最初の方はチェンライで旅行会社を経営されている女性で、建設現場の管理や建設資材の買い出し等なかなか苦労されたみたいです。生の声を聞いて下さい。“朝夕家の建設現場へ監督に行きます。そうしないとあっという間に「誰の家？」とおもうほど設計に変更が出ます。昨日は朝からチェンマイへ資材の買い付けに行き帰宅は深夜、一度も現場に顔を出しませんでした。今朝現場に行くと、外壁が半分ほど出来上がっていました。ドアの幅や窓の高さその配置など、大工たちが勝手にデザインしていました。寝室のドアは90センチｘ2メートル、浴室やキッチンは80センチｘ1.8メートルのものを買って来いと大工たちに指示されて、再び「誰の家？」。”
（http://www.chiangraitravel.com/diary/diaryApr2004.htm）

もう一人の方はチェンマイで語学学校を経営されている方で、男性です。この方の生の声も紹介します。 “日本人でタイで家を建てるとトラブルの元である。まして注文住宅になると自分が思っていた家など出来る訳がない。タイの設計もどきをする事務所で設計図を作らせ、それを作業員に見せても、設計図が絵の描いたただの紙にすぎないと思われることでしょう、仕事をする人は作業員で、大工、左官工、職人ではないということが分かっていたらトラブルも少ない。当方が家を作る時に考えたのは注文住宅にすると毎日行って現場監督をしなければならない、タイの場合は家を建てる者が施工管理者であり、作業員は指示されたことをする。これをしないで後からああだ、こうだと文句を言っても、それは私の責任で直さないといけないことを考えると、建売を買って、後は自分で作業員を雇って直した方がいいと考えた。”
（http://www.ayachiangmai.com/）

大変ですね。明日は我が身と楽しみに（?）しています。

No. 18 タイの建築設計事務所を選ぶ、B社

B社は20数年前に設立された、タイでは大手の建築設計会社です。オフィスもモダンな建物です。個人住宅を始め、オフィスビル、ホテルやリゾート、コンドミニアム、会議場、政府の建物などの多くの実績があります。

個人用住宅も、伝統的なもの、また伝統を保ちながら新しい感覚を取り入れた家を数多く設計しています。

2枚のの写真は一つの例です。1枚目は伝統的なタイスタイルを取り入れたモダンな建物で、快適なリビング、ダイニング、キッチン、主寝室とバスルームよりなります。2枚目は客用の寝室で、古い納屋（米の貯蔵庫）を改造したものです。日本でも古民家の再生に人気がありますが、タイでもこのような古民家、古い納屋の再生に人気があります。

写真は“THE NEW THAI HOUSE, ASIA BOOKS”より引用しました。

No. 17 アクティブなロングステイ

夫婦とも団塊の世代の最後の年に属しています。近い将来、海外中心の生活を送りたいと考えています。健康が第一ですが、仕事と余暇ともアクティブにをモットーにしています。夫婦共々、フルタイムは無理として、まだこれから10年程度は現役を続けようと考えています。このため最も最適な場所としてタイを選びました。バンコク近郊のゴルフ場に土地を確保し、今、家を建てるための準備を始めています。アクティブなロングステイです。

夫は海外、特にアジアの国々を中心としてコンサルタントとして働いていますが、この仕事を徐々に減らして、新しい活動へランディングさせていきたいと考えています。これは夫婦共同の活動です。

“新現役人とは”という古賀直樹さんのブログ、また“新現役の会”を知りました。我々の将来の活動の準備に多くの示唆と情報を与えてくれます。

No. 16 タイの建築設計事務所を選ぶ、A社

A社は最も有名なタイの建築家の一人が設立した会社で、南の島の多くのホテル、タイスタイルの個人住宅、さらには王室の別荘などを設計しています。日本の大手の建設会社のタイ法人と協力したプロジェクトも数多くあり、信用できる建築設計事務所です。アンダマン海を望む崖の上に立てられた、建築家個人の住宅はすばらしいものです。

いくつかの作品を紹介します。最初の写真ではタイスタイルハウスの特徴（2005年8月29日~9月2日の記事参照）を見ることができます。広く開け放つことができる出入り口、幅広い屋根による影、これに続く広いデッキと木陰等々。

次の写真は、木造ではなくブロック造ですが、高床式の家。やはり幅広い屋根と木々による安らぎを見ることができます。

写真はA社から提供を受けました。

No. 15 タイの建築設計事務所を選ぶ

タイの建築設計事務所に関する知識は全くありませんでした。

まず始めに、タイの家を紹介したいくつかの写真集より作品が気に入った建築設計事務所または建築家を18社（名）ほどピックアップしました。名前をもとにインターネットで検索した結果、メールアドレス、電話番号、ホームページ、または住所などの連絡先が分かったものが6社ありました。

次に、この6社にメールと電話で連絡を入れました。残念ながらタイ語ではなく英語です。6社のうち4社に連絡が取れました。“日本人がタイで家を建てたいのだが”と切り出すと、2社からは“何と無茶なことを!!”と、けんもほろろに断られました。残りの2社は対応も親切で、我々の話に興味を持ってもらいました。これからこの2社をA社、B社と呼びます。

この夏、二人で休暇をとりバンコクに出かけました。A社とB社を訪問し、評価するためです。幸いなことに、両社ともタイでは歴史のある規模の大きい建築設計事務所で、対応もしっかりしたもので安心しました。我々の希望を文章にまとめ、今両社にプロポーザルを依頼しています。