写真にあるモデルがタイスタイルハウスのコンセプト第4案です。左側から、次のような構成になっています。
① 玄関
② お客様歓迎用パビリオン
③ キッチンとサービスエリア
④ メインパビリオン
⑤ 主寝室
⑥ お客様用寝室
手前にあるのが、キッチンとサービスエリアの屋根の代替案です。タイスタイルの屋根です。モデルについているのがシンプルな屋根です。
お客様歓迎用パビリオンは、お客様が到着したときに、冷たい飲み物を出し、涼しいそよ風に吹かれながら、一息ついてもらう場所です。モデルを見てから気がついたのですが。お客様歓迎用のパビリオンとメインパビリオンが接近し過ぎです。もう少し離す必要があります。
また、キッチンとサービスエリアの屋根も、圧迫感があるタイスタイルのものより、シンプルなものが良さそうです。
- 続く -
タイスタイルハウスのコンセプト、2階の平面図です。上の図が第3案とコメント、そして下の図が第4案です。1階と同様に、ちゃんと修正されているでしょうか。
コメント⑩は、サービスエリア（メイドの部屋と洗濯室）の上にキッチンとパントリーを移動したいとの希望です。これは第4案では満たされています。少しキッチンを大きくし、パントリーを小さくする必要がありますが。まあまあOKです。
コメント⑫は、リビングとダイニングがあるメインパビリオン前のベランダをシンプルな形状にするという要望です。残念ながら、第4案では修正されていません。なにか建築家に考えがあるのでしょう。今度、会ったときにディスカッションする必要があります。しかし、大きな問題ではありません。
第4案は、ほぼ、満足したものになっています。これをもってコンセプト設計を完了することにしましょう。
平面図ではコンセプトがよく分からないと思いますので、モデルで紹介します。
- 続く -
タイでのロングステイの基地となるタイスタイルハウスの設計です。今はコンセプトを練り上げている段階で、第3案まできています（話題230 ~）。先日、第4案がタイの建築家より送られてきました。厳密にいえば、第4案の前に、もう一つのバーションがあります（3.5案）。これは第4案とほぼ変わりがないので、省略します。
第3案の修正点がちゃんと反映されているでしょうか。図は1階の平面図です。上の図が第3案です。① ~ ⑨が修正点です。図面の番号だけでは意味不明なので、タイの建築家には説明をメールで送っています。下の図が修正された第4案です。
いかがでしょうか？２つの図を比較して下さい。修正点③は、玄関からお客様を歓迎するパビリオンまでのアプローチへのコメントです。希望はカーブしたアプローチでしたが、第4案では、直角に曲がったものになっています。まあ、次の段階で修正できるので、OKとしておきましょう。⑧は階段を移動して、らせん階段に変更するというものです。これはちゃんと修正されています。
- 続く -
タイスタイルハウスのコンセプトを、日本とタイとの間のメールのやり取りで修正しています。話題238で紹介したように、こちらが考える修正のポイントがなかなかタイの建築家に伝わりません。また、時間もかかります。しかし、悲観ばかりしていられません。
第3案へのコメントを再度メールしました。一例を図に示しました。図面上に修正点の番号と簡単なメモを書き、そしてメールで詳しく説明します。図面ですが、タイの建築家から送られてきたものをプリントアウトし、赤で修正点を記入、スキャンして、メールに添付して送ります。なんと手間のかかることでしょう。
前回の依頼で満たされてないものは再度注文します。改悪された箇所の修正もお願いします。第3案で庭に張り出したキッチンなど（図面の⑥）をどこに移動するかです。悩んでサービスエリア（図面の②）の2階としました。メインパビリオンにあるダイニングが2階ですので、ちょうど良いかもしれません。
第4案を待ちましょう。
- 完 -
家の設計に関する報告も10月12日の話題232よりしばらくご無沙汰しました。タイスタイルハウスのコンセプトの第2案を修正した第3案をチェックするところでした。
第2案に対して出したコメントにタイの建築家は対応してくれたでしょうか？繰り返しになりますが、話題232で紹介した図面を再度紹介します。上が第2案、下が第3案です。第2案にある番号がコメントした場所です。
まず気がつくのは、図面の上下が反転しています。サービスルームが下から上へ移動、主寝室とお客様用の寝室の位置が入れ替わっています。まあ、これは良いでしょう。
修正されたこと：
① 建物は右に移動されている。
③ 玄関からのアプローチは中央になっている。
④ サービスルーム（メイド用）とメインパビリオンは分離されている。
⑦ お客様用の寝室は大きくなっている。
修正されてないこと：
② お客様歓迎用パビリオンと階段はシンプルになってない。
⑤ メインパビリオンはシンプルになったが、余計なものが付け加わる。
（写真2の青い矢印）
⑥ 主寝室のサイズは小さくなっていない。
- 続く -
タイスタイルハウスのコンセプト第2案と第3案を示しました。上の図が第2案、下が第3案です。第2案にはタイの建築家に出したコメントの位置を番号で示しています。
コメントは次のとおりです。コメントの番号は図のものと一致しています。
① 建物全体を5 m 右に移動する。第2案では前庭があまりにも狭いためです。
② お客様歓迎用のパビリオンと階段をシンプルにする。
③ 玄関からのアプローチを中央に持ってくる。
④ サービスルーム（メイド用）とメインパビリオン⑤を分離する。
⑤ 二つに分かれているメインパビリオンの建物を一つにまとめる。赤い四角の範囲に収める。
⑥ 主寝室を小さくする（赤い四角の大きさ）。
⑦ お客様用の寝室を大きくする（赤い四角の大きさ）。
さて、いかがでしょうか？希望通り修正されているでしょうか？
- 続く –
バンコクでのロングステイのベースとなるタイスタイルハウスのコンセプト第3案が、タイの建築設計事務所から送られてきました。第2案を紹介してから少し時間がかかりました。日本とタイの間でのメールでのやり取りには時間がかかり、もどかしさを感じます。
写真をご覧下さい。第3案の2階平面図です。これはは第2案へのコメントをもとに修正したものです。さて、こちらの希望どおり修正されているでしょうか？ざっと見たところ、最終的なレイアウトに達するにはもう一歩です。
再度コメントを出して、タイの建築家に第4案の作成を依頼する必要があります。納得いくものであれば、その後、室内の配置、建築材料、庭などを検討していきます。年末（2006年）にはバンコクを訪問し、最終的なコンセプトを決定したいと考えています。
これから第3案の紹介をしていきます。
- 続く –
タイスタイルハウスのコンセプト第2案を検討してきました。この結果を次のコメントにまとめて、タイの建築家に伝えました。コメント番号は図1の番号に対応しています。
① 建物全体を5 m 右に移動する。第2案では前庭があま
りにも狭いためです。
② お客様歓迎用のパビリオンと階段をシンプルにする。
③ 玄関からのアプローチを中央に持ってくる。
④ サービスルーム（メイド用）とメインパビリオン⑤を
分離する。
⑤ 二つに分かれているメインパビリオンの建物を一つに
まとめる。赤い四角の範囲に収める。
⑥ 主寝室を小さくする（赤い四角の大きさ）。
⑦ お客様用の寝室を大きくする（赤い四角の大きさ）。
タイスタイルハウスのコンセプト第3案に期待しましょう。
もし第3案が満足できるものであると、その後はそれぞれの建物内部の配置、建築材料、庭とのバランスの検討などが残っています。
- 完 -
バンコクでのロングステイのベースとなるタイスタイルハウスのコンセプトについて、タイの建築設計事務所と議論を重ねています。
ゴルフ場から見た、すなわち背後から見たタイスタイルハウスのコンセプトはほぼ固まってきました。写真1と写真2をご覧下さい。モデルとイメージ図です。主寝室、メインパビリオンそしてお客様用の寝室が中庭を囲むようにコの字に配置されています。
メインパビリオンとお客様用の建物にあるバルコニーについてはもう少し工夫する必要があります。写真では分かりませんが、メインパビリオンと中庭の境界には細長いプールがあります。これは涼を取るためと風水を考慮したものです。維持管理を考えて、小さくて浅いものです。池についてはタイの建築家とさんざん議論してきました。最初の建築家の池の提案には驚きましが（話題86）、リーズナブルなところに落ち着きました。
- 続く -
記事172に続き、タイスタイルハウスのコンセプト第2案を検討してみましょう。コンセプト第1案のモデルとコンセプト第2案のモデルを写真1と写真2に示しました。写真を撮影した方向は若干異なります。
コンセプト第1案に対する我々のコメントに、“二つの建物に分かれているメインパビリオンを一つにまとめてほしい”がありました（話題142）。写真1の緑色の楕円で囲み、番号1とした部分です。タイスタイルの建物と手前のボックス型の建物に分かれています。各建物の用途は話題167にある平面図を参考にして下さい。
さて、コンセプト第2案では修正されているでしょうか？答えは写真2から明らかなように“ノー”です。簡単なことですが、コミュニケーションの行き違いでしょうか。
次はお客様用の寝室の屋根です（番号2）コンセプト第1案では二つあった棟が、第2案では一つになっています。前回の打合せには出てこなかった修正点ですが、第2案の方がシンプルで、気に入りました。建てるのも楽でしょう。
日本とタイの間でのコミュニケーションで、根気のいる作業ですが、一歩一歩進めていこうと思います。
- 続く –
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