記事172に続き、タイスタイルハウスのコンセプト第2案を検討してみましょう。コンセプト第1案のモデルとコンセプト第2案のモデルを写真1と写真2に示しました。写真を撮影した方向は若干異なります。
コンセプト第1案に対する我々のコメントに、“二つの建物に分かれているメインパビリオンを一つにまとめてほしい”がありました(話題142)。写真1の緑色の楕円で囲み、番号1とした部分です。タイスタイルの建物と手前のボックス型の建物に分かれています。各建物の用途は話題167にある平面図を参考にして下さい。
さて、コンセプト第2案では修正されているでしょうか?答えは写真2から明らかなように“ノー”です。簡単なことですが、コミュニケーションの行き違いでしょうか。
次はお客様用の寝室の屋根です(番号2)コンセプト第1案では二つあった棟が、第2案では一つになっています。前回の打合せには出てこなかった修正点ですが、第2案の方がシンプルで、気に入りました。建てるのも楽でしょう。
日本とタイの間でのコミュニケーションで、根気のいる作業ですが、一歩一歩進めていこうと思います。
- 続く –
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