2007年ピスコ地震では学校の建物にも大きな被害がでました。写真はピスコ市の男子高校があったところです。2階建の建物の一部が写っていますが、ここは校門でした。この両側と背後に校舎がありました。今は瓦礫が片付けられて更地になっています。今回の地震が発生したのは夕方の6時41分であり、構内にはあまり学生がいなかったために、サン・クレメンテ教会のような悲劇は起こりませんでした。
イランの2003年バム地震(話題340も参照してください)では11,000人以上の生徒・学生が死亡しています。また、バムにいた教師5,400人の約1/5も亡くなりました。地震発生が早朝の5時26分ですので、学校で死亡したのではありませんが、もし、地震が授業中に起こっていればと考えると背筋が寒くなります。ピスコ地震でも同様です。
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