ピスコやワインの産地であるイカ市は、太平洋から少し内陸に入った所にあります。ペルーの太平洋岸は砂漠が広がっていますが、イカ市はこの砂漠の山岳地帯をぬって流れるイカ川に沿ってあります。ちょうどここは細長い盆地になっています。盆地といっても長さ50kmで幅9kmほどの大きなものです。
周囲からは砂丘が押し寄せてきていますが、盆地内には農地が広がっています。地下水をくみ上げて灌漑しています。水の需要が増えており、年々地下水位が低下していると心配されています。写真はイカ市のホテルのロビーに飾られていた絵です。緑が豊かなイカの古き良き時代の風景でしょう。
イカ市はまたナスカの地上絵を観光するための拠点の一つです。ここにある小さな飛行場からセスナによる遊覧飛行が飛び立ちます。アエロコンドルという航空会社が飛行機を飛ばしています。ナスカの地上絵を見るのが目的ですので、機体の上に翼があるセスナが最適です。残念ながら、イカには仕事できているために遊覧飛行は楽しめませんでした。
タイのロングステイを目的としたプログですが、まだ他の地域での現役が忙しいため、なかなかその話題に移れません。しばらくお待ちください。
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