ピスコはブドウを原料とした蒸留酒で、ペルーやチリのワインの産地で生産されます。ペルーの純粋なピスコは(Pure: 4種類のランクの一つ)一種類のブドウを用いたもので、ウオッカよりも粘度があります。ピスコの色は無色透明、あるいは淡い琥珀色で、アルコール度数は38から48度あります。
ピスコサワー(写真1)はこのピスコの代表的なカクテルで、ピスコ、レモンジュース、卵の白身、シロップ、苦みの強いリキュールから作ります。この材料から想像できるようにすっきりしたカクテルで、暑い昼下がりに飲むのが一番好きです。もちろん夜もOKです。ただし強いので何杯も飲めません。
写真1のピスコサワーはリマにあるマウリホテルのバーの壁に飾られていたポスターです。本物の写真の出来が良くないため使っています。このバーはピスコサワーの発祥地として有名です。1920年代の初めですので、意外と新しいですね。現在のバー(写真2)とその当時(写真3)を比較してください。時代が経ても壁にかかっている絵には変わりありません。
ピスコサワーの味も変わらないと思います。写真2のバーテンダーさんはこのバーで30年以上ピスコサワーを作り続けています。ピスコサワーの話をいろいろお聞きしました。
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