写真のいちばん奥の仏さまが“ワット・ナ・プラマーネ”のご本尊です。黄金色に光り輝いています。それにもまして、お堂を支える柱の配置がいいですね。ギリシャの神殿みたいです。また小豆色の柱に描かれたデザインは花でしょうか、一面に金色のデザインで覆われています。柱の効果でしょう、お堂には荘厳な雰囲気がただよっています。
“ワット・ナ・プラマーネ“にはこのご本尊の他に、黒石仏(Black Stone Buddha)と呼ばれる仏さまがあります。大変古いもので、モン人によるドラバラバティ王朝(6世紀〜13世紀)時代のものとされています。
黒石仏の写真は話題251で紹介しています。“アユタヤの九ヶ所参り”シリーズで最初に紹介した写真です。また、このシリーズの中でいちばん気に入っている写真でもあります。一度ご覧下さい。上の話題251をクリックしてください。今まで見てきた仏さまとは様式や雰囲気が違いますね。いかにも古い仏さまに見えて、ご利益もありそうです。
いかに古くとも、もちろん仏さまへのお参り方法は変わりません。黒石仏さまには、“ワット・ナ・プラマーネ“のご利益である“繁栄”と“人から愛されること”、そして欲張って“ロングステイ”の成功をお祈りしました。
- 続く -
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