トゥルグン・アリマトフをご存知ですか? ウズベキスタンの古典音楽の巨匠です。写真は彼のCDのジャケットですが、中央アジアの楽器であるドゥタール、タンブール、サトなどのマスターとあります。厳しい目つきと、そして特に長くしなやかな指からみても、達人であることが分かります。このCDは悠揚たるウズベクの調べをたっぷり聞かせてくれます。
ドゥタール、タンブール、そしてサトは中央アジアの伝統的な弦楽器です。具体的にどのような楽器かと問われても、答えに詰まってしまいます。ドゥタールは2弦のリュート、タンブールはいろいろな種類のロングネックのリュートなどと説明されても良く理解できません。
中央アジアにはこの他、ケメンチェ、ギジャック、ドンブラ、コブズ、コムズ、ドンブラキなどなど、数多くの弦楽器があります。ますます混乱してしまいます。同じ種類の楽器でも、民族が違うと違った名前を使うのでしょうか?どなたか中央アジアの弦楽器をどのように分類するのかお教え下さい。
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