ロングステイへの道: No. 288　中央アジアの料理（その3）

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2007年5 月21日 (月)

No. 288　中央アジアの料理（その3）

カザフ人は遊牧民ですが、ウズベク人は農耕民です。そのためか、ウズベクの人に伝統料理は何かと聞けば、必ずプロフという答えが返ってきます。プロフは羊肉と人参を主な具とした炊き込みご飯です。

写真1はタシケントにあるプロフの有名店「ナショナル・プロフ・センター」と呼ばれる店での一コマです。「国立プロフセンター」では大げさですので、「ウズベキスタンプロフセンター」とでも訳しておきます。大鍋でプロフを炊き上げます。店にはこのような鍋が6つ中庭に周囲に据えられています。

料理方法ですが、まず具を油で炒め、その後水を加えてお米を炊き込むそうです。この店では、トッピングにチキン、卵、馬肉ソーセージなどを選ぶことができます。プロフは地域によって具とか、調理方法が異なるそうです。

写真2は話題187で紹介したお皿に盛られたプロフです。タジキスタンの田舎にある友人宅の食卓で、家庭の味です。チキンがトッピングされています。ご夫婦はウズベキスタンのブハラ出身ですので、このプロフがおいしかったのも納得がいきます。

- 続く -

2007年5 月21日 (月) カテゴリー: 海外への軌跡 | 個別ページ

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