まずは“カオ・ニャオ・マ・ムアング”です。日本人に取ってこれをお菓子に分類するかは意見が分かれるところですが、タイではれっきとしたお菓子です。“カオ・ニャオ”は「もち米」で“マ・ムアング”は「マンゴー」ですので、蒸したもち米にココナッツクリームをかけ、それにフレッシュマンゴーを添えたものです。写真1はレストランで出された“カオ・ニャオ・マ・ムアング”です。
タイ女性の大好物で、食後のデザートや食間のおやつとして食べます。食事をお腹いっぱい食べ、その後で“カオ・ニャオ・マ・ムアング”を食べる食欲には驚かされます。夫は、最初女性の食べ物だと敬遠していたのですが、食べてみると美味しく、最近は機会ある毎に食べます。妻はもちろん最初からぞっこんです。残念ながら、楽しめる期間はタイの夏にあたる3月から5月に限られます。
バンコクの市場、タラート・オー・トー・コーでパックに詰めたできあいの“カオ・ニャオ・マ・ムアング”を買うことができます(写真2)。手前がマンゴー、右奥が蒸したたもち米、そして左にあるビニール袋に詰めたものがココナツミルクです。ある人は全てをパックしたものを買います。また、ある人はもち米だけをこの店で買います。マンゴーは別の店(例えば、写真3)で買っても大丈夫です。
写真2の店の名は“ゴー・パー・ニット”です。蒸したもち米を売る有名な店です。本店はバング・ラム・プー近くの商店街にあります。
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