“プアング・マー・ライ”(花輪)はよく街の露店で売られています。さて、どのようにして作られるのでしょうか?これから紹介するのはバンコクにある“パー・クロング・ター・ラ”切り花市場のケースです。
まず、露天商のおかみさんは、若い人もいますが、同じ市場にあるはかり売りので店で“プアング・マー・ライ”の材料となる花を買います。写真1 ~ 写真3はそれぞれ“ドーク・マ・リィ”、“ドーク・ラック”、そして“ドーク・バーン・マイ・ルー・ローイ”です。
どのぐらいの値段でしょうか?例えば、写真1にあるように“ドーク・マ・リィ”は100グラムが10バーツです。
材料を買った後、おかみさんは店先で“プアング・マー・ライ”を作ります(写真4)。彼女が手に持っている完成した“プアング・マー・ライ”は“ドーク・マ・リィ”と“ドーク・ラック”で作られています(写真5)。シンプルで清楚なものです。“ドーク・マ・リィ”はジャスミンで、「良い行い」、「高潔」、「純粋」を表わします(話題132)。また、“ドーク・ラック”はアコンで、「愛の花」と呼ばれています(話題134)。
タイでロングステイされるときは、切り花市場で材料を買い、“プアング・マー・ライ”を自作して下さい。“プアング・マー・ライ”の作り方を教える学校もあります。お寺に参詣するときや友人の家を訪問するときなどご自分で作った“プアング・マー・ライ”を持参して下さい。きっとすばらしい効果が得られます。
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