バンコクのロングステイのベースとしてタイスタイルハウスを建てる計画です。庭にはジャスミンも植える予定です。タイではジャスミンの花を“ドーク・マ・リィ”と呼びます。花は“ドーク・マーイ”、ジャスミンは“マ・リィ”ですが、「ジャスミンの花」となると、“マーイ”を省略して、“ドーク・マ・リィ”となります。
タイでは古くからジャスミンの花は「良い行い」や「純潔」のシンボルとされてきました。また、日常生活に欠かせないものでした。花の香りとともに、例えば、タイの人はシャスミンの花びらをミネラルウォーターに浮かべて飲み、リフレッシュ感を楽しみます。
ジャスミンの種類は約200種あるとされていますが、タイで最も一般的なものは“マ・リィ・ラ”と“マ・リィ・ソーン”です。
“マ・リィ・ラ”は濃い緑色の葉を持つ、高さが1m ~ 2mの灌木です。花は純白で、非常に甘い香りを放ちます(写真1)。一年中咲きますが、特に暑期と雨期(3月 ~ 10月)により多くの花をつけます。タイの人は好んで“マ・リィ・ラ”を家で栽培し、夕暮れにかぐわしい香りを楽しみます。さらに、つぼみ(写真2)で花輪(プアン・マー・ライ)を作ります。
“マ・リィ・ソーン”は“マ・リィ・ラ”より高く、大きく育ちます。一年中咲く花はやはり純白です。薔薇のように多くの花びらを持ち、大きさも2 ~ 3 cmもあります。写真3が咲いた花で、写真4がつぼみです。香りは“マ・リィ・ラ”ほど強くはなく、主に生け花に使います。
タイスタイルハウスでは、“マ・リィ・ラ”と“マ・リィ・ソーン”の両方を栽培します。ガーデニングと生け花はロングステイでの楽しみの一つです。ジャスミンは一年中花を摘むことができ、さらに寝室に生ければ、ジャスミンの甘い香りにつつまれて安らかに眠ることができるでしょう。家庭では農薬を使わないため、花びらをミネラルウォーターに浮かべて飲むこともできます。
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