バンコクの春節の初詣の続きです。“虎の神様のお宮”(話題No.129)の後、“龍蓮寺”にお参りしました。“龍蓮寺”、タイ語で“ワット・レン・ロイ・ジー”と呼ばれていますが、やはりバンコクのチャイナタウンにあります。ヤワラ通りの北側にあるチャロンクルン通りにあるお寺で、チャイナタウンでは最も有名なお寺です。財神爺、太歳爺、華佗仙師などの神々が祭られており、人々はこれらの神に、それぞれ、福、運命、病気治癒を祈願します。
写真1はチャロンクルン通りからお寺の境内へ通ずる門です。建物もお寺だと思いますが、7階建てのビルの門をくぐり、建物の下の通路を通って境内へ抜けます。春節でもなければ、通りからは中の境内の様子は想像できません。通路を通るときに、ここにある店から線香とロウソクを買います。
境内の様子は写真2をご覧になって下さい。写真中央に見えるのが本堂で、ここで祈願しようとする人の長い列が続きます。みなさん線香やロウソクを頭上に掲げています。ものすごい熱気と煙です。
この日の午後シリントン王女さまがチャイナタウンを訪問し、“龍蓮禅院”お参りする予定であったため、王女さまの写真が本堂入口の横に飾られてあります。
日本との比較のため長野の善光寺での初詣(2006年元旦)の様子を写真3に示しました。ここでは本堂の中で参拝する人を制限しているため、次の回を待つ人々で本堂前が埋まっています。雪が舞い、寒々としていますが、幸せ、繁栄を願う人々の気持ちが伝わってきます。バンコクの表に出た熱気とは違いますが。
バンコクの人の初詣の服装に注意して下さい(写真2)。多くの人が赤いポロシャツやTシャツを着ています。これは最近のファッションす。この日、赤いシャツを着てチャイナタウンに来た人はお年玉をもらえたそうです。昨年は10バーツ(?)程度だったそうです。
“龍蓮禅院”のお参り時の様子もフォトアルバム“バンコクの春節”で紹介しています。ご覧になって下さい。
- 続く -
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