フロアプラン(話題No.120)と立面図(話題No.121)だけでは、ロングステイのベースとなるタイスタイルハウスのイメージが湧いてきません。
タイの建築設計事務所A社に、コンセプト第1案のモデル作成を依頼しました。日本と同様にタイの建築家もアイディアをカスタマーに理解してもらうために、モデル作成は一般的に行うとのことです。
まず、写真1は玄関方向から見たものです。話題No.120の図の左方向から見たもので、話題No.121の最初の立面図と同じ方向からのものです。次の4つの主要建物の位置関係が良く分かります。
- お客様を歓迎する小さなパビリオン。
- その背後のメインパビリオン(リビング、ダイニング、キッチン)とその横に併設された階段の小さなパビリオン。
- メインパビリオンの背後右側にある主寝室。
- 同左側にあるお客様用の寝室。
写真2はゴルフ場のフェアウェイの方向から見たものです。話題No.120の図の右方向です。まず、左側に主寝室、右側にお客様用の寝室があります。そしてその奥にメインパビリオンが見えます。庭はゴルフ場のフェアウェイと一体化するようにと考えているので、建物から庭を望むと広々とした景観が楽しめると思います。
同じ方向から目線を下げてみたのが写真3です。左側に主寝室、その奥にメインパビリオンがあります。お客様用の寝室が右隅に少しだけ写っています。メインパビリオンと主寝室の1階部分はオープンスペースになっており、日中のリビングスペース、朝食や昼食のダイニング、アフタヌーンティー、そして趣味の活動のためのペースとして計画しています。
ここでご紹介したモデルは最終案ではないことをお断りしておきます。建物の配置は変わらないと思いますが、各建物の大きさや内部については様々なアイディアを出して、改善していきたいと考えています。
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