話題93からしばらくタイスタイルハウスの設計の話題からはなれていました。タイの建築設計事務所A社は契約後(話題82)コンセプト設計に入りましたが、まず我々から出した最初の要望は以下のものです。
- この家は主にシニアが利用するのでバリアーフリーとする。
A社のプロポーズ段階での第3案(話題93)の修正点として;
- 個人の住宅であるので、装飾用の不必要なスペースはできるだけなくする。
- 車寄せのスペースを狭くする。
- 池を小さくし、その場所も再考する。
- (2)と(3)などにより、庭を広くする。
- 駐車場は屋根だけの簡単な構造とする。
- サービスエリアを中心の建物(以下、主パビリオンと呼ぶ)から分離し、かつ北側に移動する(話題93の図の上)。
- キッチンと収納スペースを、主パビリオンの下に移動する。
- 主パビリオンの2階はダイニングとリビングであるが、ここにはお茶を入れる程度の設備があればよい。
- 主パビリオンの1階部はオープンであり、朝食と昼食用、そして日中には居間のスペースとして活用する。
- 主パビリオンの1階部のオープンスペースの天井高は、あまり高くもなくまた低くもなく、人が快適に感じる高さに調整する。
- 主パビリオンの階段は簡単な造りとする。
- 主寝室の一つのオプションとして、タイの古民家を使うことも考慮する。
コンセプトの第1案はすでにメールで届いています。数回に渡りこの案を紹介します。
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