タイ政府は昨年12月28日に“ロングステイ・ホームステイ”プロジェクトを立ち上げました。これは、海外からの観光客により長くタイに滞在してもらうことを目的としています。タクシン首相も大晦日のラジオでの演説で、地方のコミュニティにこのプロジェクトに参加するように要請しました。
首相によると、このプロジェクトは (1) タイにより長く滞在したい、(2) ホテルやコンドミニアムではなくタイの家庭に滞在したいといった、海外からの観光客のニーズによるものです。特に、年配の観光客を、日本の団塊世代もこの範疇に入りますが、ターゲットにしています。
ホームステイする海外の観光客にとっては、一般の家庭の生活を経験することによりより深くタイの習慣や文化を理解することができ、さらにタイ人の思いやりに触れることができます。タイの地方の人にとっても現金収入が増え、生活向上につながります。
タクシン首相はのモデル地区でプロジェクトを推進する時、自然環境、地方の習慣や伝統、ホスピタリティに注目すべきであると述べています。そして、例として、スコータイとプーケットを“ロングステイとホームステイ”の魅力的な場所としています。
日本のシニア(団塊世代)も”ホームステイ”を”ロングステイ”の一つのオプションとしてお考えください。
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