カンボジアのプノンペン空港とシェムリアップ空港には「Artisans d’Angkor」というショップが出店しています。カンボジアを旅行された方はご存知かと思いますが、パスポートコントロールを過ぎた搭乗待合フロアーにあります。“Artisans d’Angkor”は“アンコールの芸術家たち”とでも訳すのでしょうか。
「Artisans d’Angkor」は、カンボジアの工芸品や民芸品などのお土産品を販売しています。置いてある品物のセンスや品質が良いので、気になるショップです。特に、仏像(写真1)や王の石像のレプリカが、計画しているタイスタイルハウスのインテリアとしてどうかと、前々から思案しています。
ショップのカタログによれば、「Artisans d’Angkor」はもともと、カンボジア政府、フランス政府そしてEUの支援で設立された組織の一つで、カンボジアの地方の若者が村で留まり自立できるように、工芸品や民芸品の制作を訓練することを目的としています。さらに、若い芸術家が制作した作品を空港のショップなどで販売しています。「Artisans d’Angkor」は今では有限会社になり、経営的にも自活しているそうです。
このようなバックグランドからも、是非ともこのショップより仏像等のレプリカを購入し、カンボジアの若い芸術家を支援したいと考えています。写真2と3は、レプリカの制作状況を撮影した絵葉書をスキャンしたものです。参考にしてください。
なお、「Artisans d’Angkor」の工房やショップはアンコール遺跡群観光の中心となるシェムリアップとその周辺にあります。ロングステイまたはスローな旅行を目指している人は、工房とショップを是非とも訪れ、彼らの活動を見てください。“話題No.24(2005年9月22日)”で紹介したオールドマーケットもお忘れなく。
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