10月13日と14日の両日、タイのバンコクで仮面ライダー・ショーが開催されました。タイの主な新聞タイラット、コム・チャッド・ルック、デイリーニュースなどで紹介されたところをみると、仮面ライダーはタイでも人気が高いようです。タイのテレビ、チャンネル9で“仮面ライダー龍騎”が2004年7月より放映されました。また、仮面ライダーの雑誌も出版されています。
このライブショーは日本の東映がタイのGMM Liveの協力で企画したもので、“アイ・モッド・デング・ショウ;仮面ライダーショー・イン・バンコク2005”と題して、バンコクの Impact Arina Mueng Thong thanii で開催されたものです。“アイ・モッド・デング”はタイ語で赤蟻を意味します。
8代の仮面ライダーが参加するということで、新聞では大きく報道されていました。開催前の記者会見の写真では、仮面ライダーがいつもの変身のポーズではなく、サワディと“ワイ”をしているのが印象的でした。これも“タイスタイル”。“ワイ”は両手をあごぐらいの高さで合わす、タイの挨拶の仕草です。日本での“おじぎ”に相当します。
漫画の世界では日本とタイの交流が進んでいます。このような仮面ライダー・ライブショーも二つの国の人々の相互理解を促進すると思います。こういった積み重ねは、タイでロングステイする環境を改善していくものと期待されます。
さらに踏み込んで、ロングステイする方々も、日本での経験を活かした相互交流の活動にアクティブに参加されたらどうでしょうか。
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