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2008年1 月 5日 (土)

No. 356　アユタヤの九ヶ所参り（その20）

09jan2007_hotokesama
















アユタヤの九ヶ所参りの紹介も、話題325以来しばらくご無沙汰しています。まだ3つのお寺が残っています。

さて、7番目のお寺は“ワット・ターム・ミカラット”です。アユタヤの地図をご覧ください。このお寺は古い王宮の北東にあります。クメールの影響を受けたライオン像で囲まれた仏塔が有名です。観光コースにも入っているため、訪問された方も多くいらっしゃることと思います。

タイの人は、“慈愛を受けること”そして“健康”を祈ってこのお寺にお参りします。涅槃仏のおだやかな笑顔からもご利益は間違いありません。写真の女性はまだ若いので、恋人のことを祈っているのでしょうか？またご家族の誰かの健康を祈っているのでしょうか？

金箔で飾られたこの涅槃仏の身長は12メートルあります。建立はアユタヤ王朝のボロム・トライ・ロカナット王の治世（1448 ~ 1488）です。女王ウボン・デビが皇太子の病気快癒をお寺に祈願したところ、願いが叶えられたため、この仏様を奉納しました。昔から金箔をはりお祈りが続けられてきたのでしょう。仏様は黄金色に輝いています。

- 続く -

2008年1 月 5日 (土) カテゴリー: タイスタイル |

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