“中国でロングステイ”の発想を持っている人はあまりいないと思います。インターネットで検索しても情報は発信されていません。名所・旧跡が数多くあることや、テレビでも紀行番組が多く放映されていることを考えると、ロングステイ先としての可能性としては高いと言えます。
しかしながら、最近話題になっている食品の安全性、大気や水などの汚染、社会体制の違いなどなど、障害は数多くあります。我々、団塊世代がロングステイを楽しめる環境はまだ整ってないと言えます。次の次の世代まで待つ必要があります。
このような状況でも、将来の候補地だけはあげることができます。一つは雲南省です。省都の昆明は、三方を山に囲まれた高原の都市で、海抜は1,900メートルもあります。年間の平均気温は15度で、冬は暖かく、夏は涼しい所です。雲南省は少数民族が住んでいる所との印象がありますが、ここ昆明は人口が600百万近くある大都会です。ロングステイはもう少し田舎、例えば麗江や大理などの地方都市に行った方が良さそうです。それでも麗江と大理の人口は、それぞれ110万人と50万人以上あります。
現在の楽しみ方は、ロングステイではなく、“NOT SO ロングステイ”です。麗江や三江併流の世界遺産やシャングリラの訪問などが考えられます。まだ、昆明しか行ったことはありませんが、将来は雲南省の世界遺産を訪問したいと考えています。
写真は昆明から南東約100 kmの所にある景勝地、石林での一こまです。風雨により造られた奇岩が林立する風景は圧巻です。中国の観光客の服装や行動も日本人とあまり変わりがありません。
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