リマの市場の中には魚屋さんが集まったコーナーがあります。主に近海物の魚が並べられています。また、貝やエビが多く扱われています。驚いたことに干物まで置いてあります。写真は一軒の魚屋さんですが、ちょうど台の中央に幾種類かの貝が山盛りで売られています。おばさんが店先でさばいたものです。
ペルーではセビッチェと呼ばれる、白身魚、エビ、貝、タコなどの新鮮な海の幸と、紫タマネギなどの野菜と香辛料をレモン汁であえた料理があります。さっぱりとした味わいは、なかなかなものです。この店先の貝類はセビッチェの材料となるのでしょうか?
ペルー沖はフンボルト海流(ペルー海流)と湧昇流の影響で海自体に栄養分が多く含まれていることから、世界有数の漁場となっています。市場に置いてある魚介類もこの漁場からきたものです。
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