ラグマンは中央アジア風うどんです。ウイグルが本家本元だといわれていますが、他の中央アジアの国々でも一般的に食べられています。ラグマンの種類には、茹でた麺に具をのせたものやトマト味のスープ麺があります。スープ麺は話題187の写真を参照して下さい。タジキスタンの友人宅でいただいたものです。
ラグマンのなかで最も美味しかったのはキルギスのビシュケクで食べたものです。ここでは上の2種類の麺の他に、具とスープをからめて調理したものがありました(写真1)。麺の上にはパクチーがふりかけられています。タイの話題からだいぶ遠ざかっていますが、懐かしいですね。
このビシュケクのレストランではラグマンをどのように調理しているのでしょうか?キッチンの内部をご覧下さい。ラグマンのスープをつくっています。テーブルの上に並べた各種ピーマン、タマネギ、キュウリや白菜、ニンニクなどの具や調味料を、中華鍋のようなものでいため、手際よくスープをつくっていきます。スープ麺にしたり、スープと麺をからめたり、ここで調理します。なお、麺は奥の部屋で茹でているようです。
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