市場で“パック・クラ・チェード”を見かけました(写真1)。タイでは料理に使われる野菜の代表的なものです。特産地はナコンパトムです。クローン(運河)とか川の土手近くに漂っているのを見かけます。市場では一束10 ~ 15バーツで買うことができます。
“パック・クラ・チェード”はアジア、アフリカ、中南米の熱帯地方に育つ1年生植物です。学名はNeptunia Oleracea Lourですが、日本名は不明です。どなたかお教えください。
“パック・クラ・チェード”の茎は丸く節があります(写真1)。茎の表面は“ノム・クラ・チェード”と呼ばれる綿のような白い毛で被われています。このため水に浮かぶことができます。写真2は葉の部分を拡大したものです。葉は羽毛の様です。また、“パック・クラ・チェード”の花は黄色で、群れて花を咲かせます。
“パック・クラ・チェード”はハーブのようです。と言うのは、この野菜はβカロチンを多く含んでいます。ご存知のようにβカロチンは体内に入るとビタミンAに変わり、目とかお肌の健康を保ちます。植物繊維を多く含むために、お通じを助けます。また、この野菜は、暑いバンコクでほてった身体の温度を下げる働きをします。
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