バンコクの大気汚染は世界でも有名です。内陸国であるカザフスタンのアルマトイも冬期には大気汚染がひどくなります。車、温水工場、工場などから排出されるガスにより、バンコク以上の汚染です。
話題117で紹介した航空写真の続きで、アルマトイへ着陸する直前の連続写真です。いかに大気汚染がひどいか実感してください。
1枚目の写真はアルマトイの郊外です。平原とそれに続く天山山脈がくっきり見ることができます。2枚目の写真はアルマトイ上空です。市街はスモッグで被われています。その向こうに天山山脈が望めます。スモッグから飛び出している細いマッチ棒みたいなものがアルマトイのシンボルであるテレビ塔です。
3枚目の写真は飛行機がスモッグの中に突入した時のものです。“ああ〜〜〜、またこの中で生活するのか!!”と叫んでしまいます。カザフスタンの経済が回復するに従い、市内を走る車の数が飛躍的に増えています。アルマトイの大気汚染は解消する見込みはありません。
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