ロングステイ先ではその国の映画を楽しんで下さい。言葉がわからなくても、単純なアクション映画は結構楽しめます。
カザフスタンのアルマトイのビデオショップの前に面白そうな映画の宣伝がありました(写真1)。ロシア語のタイトルは“9 POTA”で、どうもアフガン戦争の話の様です。車の運転手が映画のDVDを買ったので、私もつられて買ってしまいました。彼にタイトルを聞くと、“9人の戦士”だそうです。
ホテルに帰り、早速パソコンで観てみました。やはり、アフガン戦争の話で、9人の若者がソ連で徴兵され、訓練を受け、アフガニスタンに送られ、そして一人また一人と戦死していくストーリーです。最後に残った一人が、戦闘車に揺られながら過去を回想するところで映画が終わります。DVDのジャケットの両面をスキャンしましたので、映画の雰囲気を感じて下さい(写真2、3)。
今まで西側のメディアや、シルベスター・スタローンの“ランボー怒りのアフガン”のような、ハリウッド映画を通してアフガン戦争を見てきましたが、始めてソ連側の視点による映画を観て、新鮮さを覚えました。娯楽映画ですが、この戦争はアメリカのベトナム戦争と同様に、ソ連に大きなインパクトを与えたことが感じられます。
ロングステイ先では、その国のテレビドラマや映画をぜひ楽しんで下さい。言葉がわからなくても結構ストーリを追うことができます。タイではテレビのコマーシャルに面白いものが多く、結構これだけ観ても楽しめます。また、タイの面白いテレビドラマを紹介します(話題60から話題62など)。NHKの海外放送(話題20)だけでは、その国にロングステイしている価値が半減します。
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