ハス(蓮)は昔からタイの生活に深く係わってきました。このことを示す一つの例として、タイではハスを表わすのに多くの言葉があります。
1. ブア
2. パトゥム
3. ウボン
4. ブンダリッカ(白いハスの花)
(写真1)
等々・・・・・
幸せと豊かさの意味を込めて、“ハス”が人の名前、お寺の名前、そして県、郡、村の名前に使われます。“ボンコット”や“パッタマー”は女性の名前で、ハスを意味します。県の名前では、皆さんご存知の“パトゥム・タニ”や“ウボン・ラチャ・タニ”があります。“パトゥム”や“ウボン” はハスで、“タニ”は都市を意味します。
ハスは様々な目的で使われています。花びら、雄しべ、根には薬効があります。実や若い葉は食用になります。大きく成長した葉(写真2)は料理を包むのに利用されます。また、ハスの花とその美しさは、多くの民芸品のモチーフになっています。
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