タイではハス(蓮)の花のことを“ドーク・ブア”と呼びます。“ドーク”は花で、“ブア”がハスです。
ハスの花はタイの人々が最も好む花の一つです。タイのどこでも、例えば、田舎に行けば、池や沼(写真1)、小さな運河、そして道路脇の溝でもピンクのハスの花を見ることができます。バンコクの中心部では公園の池や、ホテルではロビーの大きな鉢(写真2 )で咲かせたハスの花を楽しむことができます。
タイスタイルハウスでも庭の池や、水を張った鉢でハスを育てています。水面に浮かんだり、また水面から伸び上がったハスの花は人々を楽しませ、穏やかな色や香りは人々を和ませてくれます。そればかりではなく、タイの人々はハスは家庭に豊かさと幸せをもたらすと信じています。
また、ハスを家族の強い絆にたとえています。これは、ハスの茎を2つに折ると分かるように、茎の細い繊維が2つに分かれた茎をいつまでも結びつけていることによります。家族のメンバーがタイと日本のように遠く離れた場所に住んでいても、細いけれども強い糸(絆)で結ばれていることと同じです。
タイで建築を計画しているタイスタイルハウスでも、鉢でハスの花を咲かせようと考えています。写真2の様に大きい鉢ではありません。
コメント