大英博物館の続きです。まず最初に向かったのはもちろんパルテノンの部屋です(写真1)。久しぶりにパルテノンの騎馬の若者たち(写真2)、人間のラピタイ族と半人半馬のケンタウロス族の戦い(写真3)、そしてギリシャの神々の彫刻にお目にかかりました。
騎馬の若者たちは一連の連続した飾りでフリーズ(Frieze)と呼ばれます。ラピタイ族とケンタウロス族の戦いはメトペス(Metopes)と呼ばれ、四角形の額です。神々の彫刻は神殿の破風(Pediment)にあったものです。それぞれの位置は写真4を参照して下さい。
本来はアテネでアクロポリスの丘に登り、そしてパルテノン神殿を見上げながら見ることができれば最高でしょうが、仕方がありません。アテネで見た神殿のイメージを重ねながら、しみじみと感慨に耽りました。なお、パルテノン神殿にはコピーが飾られていますが。
32年前と今の大英博物館とアテネを比較しながら紹介できれば面白いのですが、32年前の写真はネガも含めて残ってなく残念です。5年前に夫婦でギリシャを旅行した時の写真は折を見て紹介します。その時はまだデジカメを所有してなくフィルムカメラで撮影したもので、ネガからパソコンに取り込む必要があります。
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