パナウティの中心に帰ってきました。ここは世界遺産にも申請している、中世の古い街です。非常に魅力的な街にもかかわらず、観光客は一組しか見かけませんでした。カトマンズ盆地の外にあるために、あまり知られてないのかもしれません。また、ちょうど8月の雨期に重なっため、ここまで足をのばす人がいないのかもしれません。
観光客が少ないために良いこともあります。町中には、世界遺産も含めて観光地によくある土産物店や客引きには出会いません。普段のままの生活に出会うことができます。写真1は土産物屋ではありません。街角にある地元の普通の仕立て屋さんです。ご夫婦で経営しています。店で生地を買い、店先で服を仕立ててもらいます。
生地はネパールのものもありますが、ほとんどがインドから輸入したものです。写真2は、別の店で撮影したものですが、真ん中の棚がネパール産の生地で、上下の棚がインド産の生地です。ネパールの生地を使い、ネパール人の男性が着ている袖がない背広のような服裾を仕立ててもらおうとしたのですが、成功しませんでした。言葉が通じなく、最後に分かったことですが、この店では女性用の服しか仕立てないとのことでした。
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