サヤム・ソサエティー(The Siam Society)をご存知でしょうか?1904年に設立されたタイ王室の講演を受けた非営利組織で、タイの伝統、文化、芸術、自然などの保護を促進することを目的としています。当時、タイと周辺諸国の芸術、科学、文化の研究に興味を持つタイの人々とバンコク在住の外国人によって設立されました。摂津率後四半世紀は恒久的な施設を持っていませんでしたが、1932 年に現在のソイ・アソークの場所に、レクチャーホールと図書館の施設を備えた最初の建物が建てられました。
サヤム・ソサエティーは、会の設立趣旨に合った分野において、次のような活動を行っています。
- タイ国内や周辺諸国への研究旅行
- 展覧会開催
- 文化、音楽イベントの開催
- 専門家や学者による講義の開催
- セミナーや会議の開催
例えば、2008年2月開催の講義には、“現代のブータンと君主制”、“文化の十字軍”、そして“シリキット女王の織物研究所プロジェクト”があります。また、同月の研究旅行には、週末のコラート地域、カンボジアのアンコール、プールアン(野生動物の聖域)があります。
現在、タイ人と外国人を含めた約1,700人の会員がいます。タイの文化、歴史、自然に興味を持つ人々です。我々夫婦もバンコクでロングステイを始めるときには、サヤム・ソサエティーに入会しようと今から楽しみにしています。タイや周辺諸国の勉強ができることと、何よりも多くの人と出会うことができます。
バンコクでロングステイをされている方、またロングステイを計画されている方も、いかがですか?サヤム・ソサエティーのホームページのアドレスは以下の通りです。イベントや入会についての詳しい情報が入手できます。
http://www.siam-society.org/
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