タイでは土砂災害もよく起こります。北部や南部の山岳地や丘陵地において、豪雨時によく発生します。北部では、ロングステイの定番であるチェンマイ県やチェンライ県、そしてミャンマー国境に接し、多くの山岳民族が住むメー・ホン・ソー県などです。多くのロングステイヤーが住んでいるチェンマイ市街は低地にあるため問題はありませんが、涼を求めて丘陵地や山岳地に住みたい人には注意が必要です。
南部の半島部では、ロングステイで人気があるプーケットでも土砂災害が発生します。写真はプーケットにあるロングステイ用の建物の背後を撮影したものです。ちょうどロングステイ先、ロングステイの方法を研究しているときのことです。建物は眺めよい丘陵地の斜面に建てられており、室内も快適のうえ、ゴルフ場にも近いという最高の条件で、もう少しで決めてしまうところでした。
建物の背後を調べてみて驚きました。斜面に多くのクラックがあり、素人が見ても地すべりです。大雨が降ると、一気に斜面が崩れて建物を押し倒しそうでした。見晴らしのよいところでロングステイをと考えられている方は、ご注意ください。
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