ルーブル美術館は、夫の最初の海外旅行で締めくくりに訪問した場所です(話題 No. 45、 No. 46)。妻の方もやはり、70年代の後半に何度か訪れています。2003年にアフリカからの帰りに、飛行機の乗り継ぎのためパリに1日だけ滞在することができました。さっそく早速ルーブル美術館に出かけました。目当てはやはり、ギリシャ、ローマ、エジプト、オリエントなどの所蔵品に再会するためです。
ルーブル美術館は大英博物館と比べて印象は残っていません。建物の外観の記憶はなく(写真1)、どのように館内に入ったかも覚えていません。ただし、ナポレオン広場のガラス張りのピラミッド(写真2)については、全く新しい印象を受けました。このピラミッドについては1980年代に建設の是非が大きな話題になっていたのを記憶しています。このトピックは時代遅れかもしれません。話題 No. 55で紹介した大英博物館のグレートコートのガラスとフレームの屋根の設計も、ルーブルのこのピラミッドに影響を受けたのでしょうか。
大英博物館と違い、ここルーブルは入館料8.5ユーロを取ります。最初に訪問したときどうであったかは記憶にありません。一方、多くの博物館・美術館では写真撮影は禁止ですが、うれしいことに大英博物館とルーブル美術館の両者とも一部を除き可能です。
いずれにしても、期待に胸をはずませて入館しました。
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